話題の6大ドライヤーをプロが本気で審査!噂のヘアギア選手権
この秋はヘアギアのリリースラッシュ。そこでAMATA代表・毛髪診断士の美香さん、ヘアスタイリスト・毛髪診断士のshucoさん、そしてヘア&メイクアップアーティストの中山友恵さん3名のプロを招集! 最新作を中心とした話題の6大ドライヤーを、効果実感や使いやすさなど、さまざまな観点で審査してもらいました。果たしてミューズ世代を本当に救ってくれるのは?
Panasonic
元祖ツヤ髪ドライヤーが進化。
カラーも長持ちする髪になる♥
「今年の新商品は、乾かすっていう本来の目的を超えてケアアイテムとして発展してます。なかでもパナソニックはすごい! カラーの退色を防ぐとか、紫外線対策ができるとか。シルキーな髪を目指すならこれが一番」(美香さん)。
「従来品より断然早く乾かせる」(編集A)。
高浸透「ナノイー」が髪の内側まで浸透! ミネラルマイナスイオンの発生量が昨年のモデルの2倍になったため、キューティクルの密着性が高まって、ヘアカラーの退色をセーブする。紫外線や摩擦によるダメージも軽減。
ReFa
髪も頭皮もコンディショニング。
プロのヘアドライテクを再現
「個人的に気になるのはリファ。しっとり髪のほか、ボリュームアップ等のモードもあって、今っぽいバサッとしたスタイルを作るときにも便利◎ 家族やパートナーとシェアするにもよさそう」(shucoさん)。
「天候や気分でモードを使い分けてみたい」(編集A)。
髪の温度を検知し約60度に保つ「プロセンシング」とハイドロイオンの効果でサロン帰りのように内側に水分が詰まった“レア髪”に。頭皮を乾かすときに最適な約50度を維持する機能も新たに追加。“しっとり”と“ふんわり”、叶えたい髪質に合わせてモードを選べるのも特長。
YA-MAN TOKYO JAPAN
リフトアップにくじけた
大人を救う多機能派
「新作の中だと、ヤーマンのように顔や頭皮に当ててケアできる、アタッチメント付きのものも気になります。ドライヤーって日々使うものだから美顔器よりも手にしやすい。“乾かしついで”に、ビューティケア的なことをやれると便利だなと! しかも風が安定しているので、ちゃんとツヤ髪に仕上がる。ドライヤーとしての機能も申し分ないと思います(中山さん)。
「ヤーマンは洗練されたルックスで音も静か。風の出方もすーっとエレガント」(美香さん)。
美顔器や頭皮マッサージャーとしての機能も。専用ヘッドを付け、顔や頭皮に直接当てると毎分6,000回の振動とイオン導入、温熱でケア。独自の小型高速モーターを搭載しているおかげで低温で素早くヘアドライできるのもポイント。育毛作用で知られる赤色LEDや遠赤外線も搭載。
cado
機能性も追求したおしゃれ系。
パワフルな風で素早く乾かす
「軽いうえ、ノーズレスなデザインだからブローしながら乾かしやすいですね」(中山さん)。
業界トップクラスのパワフルな風量ながら高温になり過ぎないので、スピーディかつ髪にストレスをかけずに乾かせる。マイナスイオンに加え、噴き出し口とヒーター線にセラミックを使用しているため、遠赤外線によるケア効果も!
SALONIA
美容液をミスト状に噴射!
時短ケアも叶う期待の新星
「うわ、すごい! ミストが出たらたちまちツヤ髪に」(shucoさん)。
ドライヤーに専用のセラムをセットできる斬新な仕様。乾かしながらマイクロミスト化されたセラムを髪に吹きかければ、風と熱の効果で美容成分が均一に毛髪に浸透! ヘアドライとトリートメントが同時に叶う。従来モデルに比べて乾かす時間も40%短縮。
ADERANS
かっさ搭載。
スカルプエステで頭皮も心地よく刺激
「たくさんの機能があってびっくり!」(shucoさん)。
シャープとのタッグで誕生。人の指をイメージした付属のかっさアタッチメントを装着し、髪をかき上げるようにスライドさせるとシャープ独自のプラズマクラスターイオンとLEDの光が地肌へ。速乾・温度自動調整機能・静電気の抑制などドライヤーとしての機能も充実。
AMATA代表・毛髪診断士 美香さん
サロンやSNSを通し最新のヘアケアやプロダクトを発信。監修した書籍『美髪力!』(双葉社)が好評発売中。
ヘアスタイリスト・毛髪診断士 shucoさん
新ギアをいち早く紹介し流行らせてきた張本人。ヘアアクセブランド・TRESSEを主宰するなど多方面で活躍。
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
女性誌のメイクページを担当する他、女優やアーティストも多く手がけている。最新のヘアギアにも精通。
otona MUSE美容担当 編集A
トレードマークのロングヘアを最近、セミロングにカットしたアラフォー。長い髪をキレイに保つ術を模索中。
photograph:nae. / text:CHIHIRO HORIE / web edit:ANNA TOGASHI
※風量は最大、重量は特記のあるもの以外は本体のこと
otonaMUSE 2021年11月号より