BEAUTY

【安達祐実×秋メイク③】温かなニットには、トープな目元でクリーンなギャップを

暑過ぎる夏が終わり、温もりが深まる秋の入り口に佇む。そんな今だからこそ纏いたいファッションと新色コスメを用いたメイクのグッドバランスを、女優・安達祐実さんが体現。新しいドラマが始まる予感に胸が高鳴るルックをご紹介します。

ニットには、トープな目元

「温もりをあえて冷やす、クールな眼差しが今っぽい」 白のタートルネックと赤のクルーネック。シンプルで洗練されたハイゲージニットをレイヤードしてアシンメトリーなスカートを合わせたザ・ロウのスタイルは、凛としたアイメイクと相思相愛。トープブラウンのグラデーションで求心的に仕上げたら、グレイッシュなアイライナーで瞳をクールダウンしてクリーンに。気品が溢れながらもどこかラフな表情が、時代をリードする彼女にふさわしい。

ニット¥156,200、中に着たタートルネックニット¥196,900、スカート¥202,400、シューズ¥159,500(全てザ・ロウ/ザ・ロウ・ジャパン)

【HOW TO MAKE-UP】
グレーが洒落感の決め手

熱を帯びた眼差しと唇に体温低めのカラーを差して、モードなヌケ感を。
EYE:aの左上をアイホール広めになじませ、右上をアイホール狭めに重ねる。上まぶたのキワ全体に右下を重ね、目頭のくぼみに左下をポン。下まぶたの目頭側1/3に左下をなじませ、上段2色を混ぜてその上に重ねる。bを上まぶたの目頭側2/3に引いて。 LIP:cを唇全体に塗ったあと、指でなでて色みをおさえる。 NAIL:dを全ての指に2度塗り。

a. 気取りがないのにエレガント。そんなシャネルのツイードにオマージュを捧げた、タイムレスなブラウン×ローズ系。レ キャトル オンブル ツイード 04 ¥11,880(シャネル)、b. ホワイトパールを潜ませたグレイッシュなブルー。インパクトを添えながらヌケ感を宿す。ソニックインスピレーション アイライナー X02 ¥3,080(THREE)、c. レッドをはらんだブラウン。ルージュ ディオール フォーエヴァー リキッド 300 ¥5,170(パルファン・クリスチャン・ディオール)、d. グレーのニュアンスを感じるホワイト。ネイルポリッシュ 133 ¥1,980(THREE)

【About SKIN】
肌はごくごく薄く。
アラを隠して仕上げたセミマットに

ツヤは欲しいけど清潔感を損なってしまうテカりはいらない私たちが手にするべきは、うるおいリッチなセミマット肌に仕立ててくれるファンデーション。あれこれカバーし過ぎると、いかにも“隠している”感が漂ってしまうから、ナチュラルを作り込むのがミューズ世代のセオリー。クマやシミ、赤みなどトラブルが気になる部分だけピンポイントで攻めて、クリアに仕上げて。

左から:ライブなツヤ肌に。グロウ クリーム コンパクト SPF41・PA+++ 全3色 ¥8,250※セット価格(SUQQU)、素肌感をキープしながらお悩みをカバー。トーンパーフェクティング パレット 00 ¥4,950(コスメデコルテ)

【YUMI's News】
安達祐実さんがプロデュースをする
コスメブランド「Upt」が今秋デビュー

流れていく時間は誰にとっても平等。年齢を重ねることは止められないけれど、できる限りその速度を緩めることで、大人の階段を登っていく自然体の自分の肌を愛し続けることができたら……。そんな想いを込めて安達祐実さんがプロデュースしたコスメブランド、「Upt(ウプト)」が9月30日デビュー(公式ウェブサイトでは現在発売中)。化粧水、乳液、クリームの3ステップには、揺らぎがちな大人の肌を思いやりながら手応えを感じられる美容成分をたっぷり配合。精油ブレンドの香りが癒やしもプレゼント。

肌を労わりながらエイジングケアまで。素肌に潜在する美しさを呼び覚ますスキンケア。上から時計回りに:Upt バランシングトナー 155mL ¥2,420、同 コンディショニングミルク 120mL ¥2,420、同 モイスチャライジングクリーム 40g ¥2,750(全てmano mano)

あだちゆみ●1981年9月14日年生まれ、東京都出身。2歳で芸能界デビューを果たし、俳優として着実にキャリアを積み重ねる。アパレルブランド「虜」のプロデュースなど活動は多彩。この秋以降もドラマや舞台への出演が控えている。

いかがでしたか? 秋だからこそ纏いたいファッションに、今っぽい秋メイク。この絶妙なグッドバランスを参考に旬顔を手に入れてみては?♡

model:YUMI ADACHI / photograph:YASUTOMO SAMPEI(model),ASA SATO(still) / styling:AKIKO KIZU / hair & make-up:YUKARI HAYASHI / text:RINA ISHIBASHI

otonaMUSE 2022年10月号より

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