【河北メイク×起業家 宮崎麗果】はっきりした顔立ちになじむ、カラーメイクの正解をレクチャー
小誌創刊と共にスタートした、大人の“あるある”悩みに応えながら、イイ女に仕立てる河北氏とのメイク連載も遂にグランドフィナーレ(拍手)! 創刊から100人以上に行ってきたレッスンもついにラスト! 最後は河北さんがイイ女だと認める2名を、ヘアメイクでより素敵に魅せる方法をレクチャー。ラストは起業家・宮崎麗果さんをお迎えしてカラーメイクについて。連載は終わるけれど河北メイクよ、Forever!!
【宮崎さんのお悩み】
アートメイクをした派手顔でも
カラーメイクを楽しみたい
【河北センセイのアンサー】
目鼻立ちがはっきりした顔に赤リップは、
塗り方や質感選びでカジュアルダウンが鉄則!
宮崎さん(以下M) メイクを楽しみたい願望はあるのですが、アートメイクをしているし、派手顔だし、どこをポイントにするべきか完全に迷子です……。
河北さん(以下K) どこをアートメイクしてるのかな?
M 眉とアイラインと、リップと……。
K うん、もうせんでええな、メイク!
M えー!! でも、変化が欲しいんです。派手顔を派手にし過ぎずに、おしゃれに見せたいんです。
K 難しく考えなくて大丈夫だよ。まず盛りたい場所を決めて、あとはヌーディに仕上げるだけでOK。
M 意外とシンプルな考え。
K 大きく印象をチェンジをしたいなら、リップが主役だね。赤リップのメイクにしよう。
M え、派手になり過ぎません……?
K 大丈夫。まずは、目が大きい人“あるある”なんだけど、目の下が窪んで影になりやすい。ここはオレンジのコンシーラーでカバーを。そしてハイライトを、目頭の下から頰骨の高い位置を囲むようにC&逆C形にサラッと入れてみて。
M 透明感が増しましたね!
K 光で影が更に払拭されるからね。さらに透明感を増すために、目尻のみにシルバーのアイラインを。
M シルバー! 使ったことなかったけど、人生で一番ピュアになれたような気がします! 不思議〜!
K グレー寄りのシルバーだから、目元の印象を引き締めながらも、黒よりヌケ感が出るし、ブラウンよりも鮮度が増す。シルバーアクセサリーみたいな感じで使えるから、意外と奇抜にもならないでしょ?
M 確かに。ベースにベージュ系のアイシャドウを合わせているからか、思ったよりもずっとなじんでますね。
K 透明感のある目元だからこそ、赤リップが映える。赤も彩度低めのものを選べば、日常に溶け込みやすいよ。アウトラインは必ず指でポンポンとぼかして、カジュアルダウンしてね。
【河北メイクのHOW TOを解説】
顔の影も“くどさ”の一因!
まずはベースメイクで影を払拭しておくことも
カラーメイクの大切なプロセス
華やかな顔立ちの人がカラーメイクをする場合は、ポイントを絞って他のパーツの主張を控えるのがセオリー。ですが、河北メイクはただ引き算するのではなく、シルバーを目元にポイントで入れてスタイリッシュな印象へ!
【EYE】
オレンジ&光効果で影をカバー
【EYE】
目尻にシルバーで透明感を
【LIP】
赤リップはアウトラインを
ぼかして肌なじみよく
宮崎さんに聞く、河北メイクの魅力とは?
「いくつになっても、メイクで変われる!」
「30代だし、自分自身に磨きをかけることはできるけど、印象まで変えることはもうできないかな……と半分諦めていました。それが今回ヘアメイクでできるんだ! と分かってとっても嬉しかったです。そんなポジティブな発見をくれた河北メイクってやっぱりスゴいなって、ただただ感動。オトナから、オトナミューズになれました〜♡」(宮崎さん)
今回の撮影の裏側を河北さんのYouTube「河北裕介公式チャンネル」で!
hair&make-up:YUSUKE KAWAKITA / photograph:EIJI HIKOSAKA[MAKIURA OFFICE] / text:EMI TANIGUCHI
otonaMUSE 2022年11月号より