【編集Sのお買い物】年末のせわしない気持ちを落ち着かせる、歴史あるポプリの香り
ばたばたと過ごしていましたが、気づけば12月。2022年も残すところあと1カ月を切りましたね。
毎年仕事納めの日に仕事が収まらず、さらにコロナ禍を経て自宅で仕事をすることも増え、少しでも自宅を過ごしやすい、リラックスできる空間にすることにこの2、3年は注力してきました。そんな私が以前から年末になるとストック買いするのがこちら。サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリです。
世界最古の薬局として800年以上の歴史を持つイタリア発祥のサンタ・マリア・ノヴェッラ。修道士たちが修道院の菜園で育てていた薬草や草花を基に、薬局方や自然製剤の技術が発展。その経験から、化粧品、フレグランスの製造にも拡大していったそうです。
3世紀にわたって受け継がれているレシピをもとに作られているポプリは、フィレンツェの丘に今も自然に咲き誇る草花や植物の実、樹脂などをミックスして作られているもの。スパイシーだけどフローラル、クセになりそうな甘さもちょっと入っていて、ほっと一息つけるような温かみもある香りです。開封した瞬間、ぶわっと広がる香りに最初は驚いたものの、今ではすっかりこの香りの虜。想像以上に香りが強いので、わたしは1カ月おきに少しずつ足していくように使用しています。
ポプリは商品名でもありますが、サンタ・マリア・ノヴェッラでは香りの名前でもあります。そのためポプリの他、オーデコロンやキャンドル、最近発売されたボディケアアイテムもラインナップ。少しずつですが、直接人にお会いして話す機会も増えてきた2022年。香りは記憶に残りやすいとも言われているので、香水代わりにサシェで洋服に香りを付けるのもありかしら? なんて最近思っている次第です。
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