プロが語る「髪を引っ張る」効果【お顔ブチ上げTIPS】岡田知子さんが教える0円リフトアップ術
ぎゅっと髪をまとめて「このくらい顔が上がってたらいいのに」と
鏡の前で言ったことがある全ての大人へ
顔のたるみが髪を引っ張ることで消える!? 3月号の【お顔ブチ上げTIPS】では、マスクの下でどよ~んとたるんできた顔を今、今上げよう! とあらゆるテクニックをご紹介。そのうち深堀りしたかったテーマのひとつが「髪を使って顔を上げることができる」説でした。
セミロング以上の長さがあればきゅ~っと髪をポニーテールにしたひっつめることで、皮膚が引っ張られてほうれい線がちょっと目立たなくなりますよね。ショートヘアでもこめかみの髪をこっそりピンで引っ張って留めておくとほうれい線がちょっと目立たなくなるテクニック、こっそり使っている方いますよね? そんな「ヘアアレンジのテクニック」を堂々と教わりたいと思い、大人のヘアメイクへの知見が本当に広い、岡田知子さんに突撃してきました。
そもそも毎日髪を引っ張ってみてください
すると、驚きの回答が。
「高い位置で髪をひっつめたりサイドの髪を引っ張って留めれば当然ほうれい線が消えて見えますが、いつも髪を結んでは生きられないでしょう。私たちも仕事でモデルさんや女優さんをヘア&メイクする際、つねにアップスタイルでメイクルームを出すわけにはいきません(笑)。じゃあ、どうするのか。実はサイドの髪を引っ張って30秒くらい止めて、放す。これだけ。これを習慣にするだけでちょっと顔がスッキリ見えるんです。サイドの髪を、両手でぐっとつかんで引き上げる! 何も必要ありません。今、今! やってみてください」(岡田さん)
え、い、今ですか。はい! 頭を持ち上げるようにこめかみの髪を、抜けない程度の力でゆっくり引っ張って……!
「そうですそうです。もちろん、こめかみの髪をねじってピンなどで留めて、顔を引っ張ることはできます。でも皆さんに共通で使ってもらえるテクニックではないですよね。サイドの髪を引っ張るなら誰しもできるでしょう? 実際にこれ、仕事の現場でもモデルさんや女優さんに実践しています。撮影の直前に、本当に今から撮ります!ってときにやるんです。そして朝晩の習慣にすると、だんだん変わっていきますよ。やっぱりね、皮膚も筋肉も、上げてもらう習慣があるのとないのとでは大違いなんです。引っ張った瞬間しか理想通りには上がらないし、手を離せば元に戻ったように感じる。けれど! そのとき完全に元の位置まで下がってはいないんです。実はちょっとだけ上がってるんです」(岡田さん)
そうかもしれない。そして何より、こめかみの血流がよくなるのか体感的にもスッキリします!
「ぜひ朝と夜の習慣にしてください。30秒ずつ、2回くらい。引っ張って上げて、放す。引っ張って上げて、放す」(岡田さん)
そう言って目の前でニッコリ笑う岡田さんの顔そのものが、ピーンと美肌で下がってないから説得力があり過ぎるのよ! どうやらまだまだ岡田さんはお顔ブチ上げTIPSをお持ちの様子。今後も追いかけます!
otona MUSE Y