洒落たパッケージでギフトにも。韓国在住ライター・二俣愛子オススメのフレグランスコスメ【前編】
韓国コスメのいいところって、トキメキをくれるような素敵なパッケージだったり、日本ではちょっと見つからない香りの調合具合だったり、なんだか絶妙な塩梅で新しい風を運んでくれるところでもあると思うのです。
今回は、韓国在住で韓国コスメに沼っている私、ライター・二俣が、僭越ながら心ときめく香りのコスメをピックアップさせていただきました。どれもオンラインで日本から購入できるので、自分へのご褒美にはもちろん、大切な人へのギフトにもオススメですよ。では、早速!
香りをレイヤードするという新提案
Addictのパフューム2種
素敵なパッケージから心を奪われるAddict(エイディクト)。エタノールを使用しないナチュラルな成分で作られているので敏感肌の人でも安心して使えると話題の香りのコスメブランドです。
チューブタイプのほうは練り香水。人の体温で優しく溶けていき、そっとなじませるだけで優しくほんのりと香りが立っていく、そのプロセスもていねいに味わいたくなります。いくつかある香りのうち私の推しは「オークモス」。モネの庭、睡蓮が咲いている池からインスピレーションを受けてつくられた香りだそう。そのストーリーを耳にするだけでも緑であふれた森の中の静かな池や、そこに美しく咲く睡蓮……どこかファンタジックで幻想的な空間をイメージさせてくれます。
オードトワレはオイルとウォーターの2層式。使うときは軽く振って吹きかけます。エタノールフリーだからこそ、髪にも大切な洋服にも気兼ねなくシュッとできてしまうわけです。こちらはとてもライトで、気分転換したいときにもぴったり。ササっと吹きかけるだけで、気持ちが引き締まるので、私は自宅での仕事の合間にも使っています。不思議と仕事がはかどるので、今ではデスクになくてはならないアイテムに。
韓国のSNSをチェックしてみると、先ほどの練り香水とオードトワレをレイヤードするスタイルが旬なようで、私もまねっこしています。繊細な香りがより長続きするのでぜひ。
「それどこの?」と聞かれる
kuocaのハンドクリームとボディウォッシュ
手につけたあと両手を鼻にもっていき、スッと思いっきりその香りをかいでしまう……。その瞬間から、すっぴんで何気ない服に身をゆだねた無防備なときですら「おしゃれな人」に格上げされたかのような気分に高めてくれるハンドクリームは、kuoca(クオカ)のもの。昨年、韓国・聖水洞にフラッグシップができたばかりの旬な韓国コスメブランドです。
これをつけると「いい香りだね」「それどこの?」と聞かれることが多く、香りだけではない部分でも気持ちをくすぐってくれるハンドクリーム。不安を鎮めてくれるというベチパーから始まり、重さを感じるガイアックウッドに乾かした紅茶の葉の香り、ほんのりスパイシーなガルダモン、土が水分を含んだときの香りを想像させるペチュリ……メンズライクで少し重さを感じる香りが好きな方にぜひ試していただきたいな、と!
ハンドクリームがよすぎるので、同じ香りのハンド&ボディウォッシュも推させてください。手を洗うたびに、シャワーを浴びるたびに、心を癒してくれる香りに包まれていく――、こんな幸せなことはありません。1日の疲れを癒す大切なバスタイムのお供にぴったりなのがこちら。
また、kuocaでは購入した金額の一部が寄付されるのですが、自分で寄付先が選択できるというのも他にはない魅力ではないかな、と。同じようなスタイルをとるブランドはあるものの、こうして寄付先がきちんと提示されていて、こちらが選択をするという行為が、直接寄付に参加しているようで「いいお買い物したわ」と自分をホメてあげたくなったりも。ということで、いろいろな角度から気分を高めてくれるkuocaは、今イチオシの韓国コスメブランドなのです。
いかがでしたか?
ミューズたちの暮らしに欠かせない“香り”をテーマに、オススメをピックアップしてみました。忙しい毎日の中、韓国のフレグランスコスメでごほうび時間を楽しんでみてください。ギフトにもぜひ!
そして、後半もお楽しみに♡
Profile
二俣愛子(ふたまた あいこ)/韓国在住ライター。結婚を機に韓国へ移住。韓国美容の沼にどっぷりハマり、もうすっかり抜け出せなっている。オトナミューズをはじめとする雑誌やWebメディアにて韓国に関する情報を紹介。インスタ(@aiko_shin4)でも日々最新ネタを発信している。