韓ドラのヒロインみたいな正統派美人顔に! ヘア&メイクアーティスト・paku☆chanさんが提案する「K-Beauty」 な春メイク
春の訪れと共に、早くもコスメカウンターをカラフルに彩っている新色コスメで今シーズン、ミューズ世代がトライするべき旬な洒落顔って……!? ビューティシーンを牽引する4人のアーティストがヨンアをモデルにアンサー。三人目はヘア&メイクアップアーティスト・paku☆chanさんが提案する「K-Beauty」 な春メイクをお届けします。
paku☆chanさんが提案するのは、
「K-Beauty」 な春メイク
さまざまなトレンドが溢れる中で、今シーズンは韓国ドラマのヒロインみたいな正統派美人顔もリバイバル。レッドルージュを軸に、春だからこその柔らかなトーンのコスメを組み合わせて優しく盛るのがアップデートの鍵。
\教えてpaku☆chanさん! K-Beautyな洒落顔のポイント/
「一見パーフェクトで、どこかエアリー。
軽やかな美人顔こそ、今求めている全て」
「メイクのレパートリーの引き出しに、シンプルな美人顔を入れておいてほしいという想いを込めたのがこのメイク。韓国ドラマのヒロインみたいにパーフェクトなツヤ肌×レッドルージュの2点盛りメイクは、誰でも素敵に映るシンプルイズベストな顔だと思うんです。今っぽさを意識する上で大事なのはやっぱりヌケ感。アイテム選びや塗り方で春の空気に寄り添うライトなムードを演出することで、親しみやすさが生まれるんですよね。メイクで盛った強さが愛情に映るようなイメージ」(paku☆chanさん)
1. SKIN
隙なんてNo Thank You! 麗しのツヤでドレスアップ
洗練されたツヤ肌を叶えるスキンケア発想のクッションファンデーションで作る、一点の曇りもない均一でクリアな肌がこのメイクの立役者。
「パフで顔の中心から外側に向かってトントンと叩き込むようになじませて。輪郭はフェードアウトさせるくらいのイメージで内から外に向かってじわっと薄くなっていくグラデーションにすると、パーフェクトでありながらナチュラルな仕上がりが狙えます」(paku☆chanさん)
2. EYE
キラめくブラウンのまぶたとシャープな眉でリズミカルに
セピアアンバー系のパレット(a)でグラデーションを。
「右上のシアーでパーリーなブラウンをアイホール広めに、左下のまろやかなオレンジベージュを二重幅より狭めに重ね、下まぶた全体にもなじませる。オレンジのニュアンスで囲むのがこの春の気分。左上のシャイニーなベージュを先にのせた(a)と眉下の肌の境目になじませて。パールが密やかにキラめくシアーブラックのアイライナー(c)を目頭から黒目の上まではまつ毛の生え際を埋めるように、黒目の上から目尻はキワに引いて目尻まできたらスッとフェードアウト」(paku☆chanさん)
眉色はトープブラウン(b)。
「眉山を感じるストレートタッチのラウンドシェイプでキリッとさせて」(paku☆chanさん)
3. LIP
軽やかなビビッドレッドのグロスでキレイに染めて
リップにはプランプ効果を兼備したブライトレッドをピックアップ。
「チップでまず内側をなじませてから、唇の輪郭ギリギリまで広げてじんわり発色させて。輪郭をぼかすのではなく縁までしっかりラインを取って塗ることで、きちんと感と清潔感を意識。K-Beautyのアイコンとも言えるビビッドなレッドもグロスを選ぶことで春らしく軽やかに仕上がります」(paku☆chanさん)
4. NAIL
旬のメタリックゴールドで軽快にこなれ感を漂わせて
ゴールドとシルバーが溶け合うメタリックなベージュ。
「春の指先はラメよりメタリックが断然おしゃれ。韓流美人顔メイクをして指先まで派手色を持ってきてしまうとキメキメになり過ぎてしまうから、このくらい軽快なカラーをチョイスするのがグッドバランスだと思います」(paku☆chanさん)
いかがでしたか? 次回はラスト、福岡玲衣さんが提案する「ロマンティック」 な春メイクをご紹介します。お楽しみに♡
photograph:ISAC[SIGNO](model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) / styling:AKIKO KIZU / hair & make-up:paku☆chan[Three PEACE] / model:YOUN-A / text:RINA ISHIBASHI
otona MUSE 2023年 3月号より