鈴木えみがメイクトリップ♥
2021年注目のホリディ限定コスメはコレ!
なにやら今年は、例年以上に冬の限定クリスマスコフレが盛り上がっているとの噂。遠出できずとも、華やかなイベントの予定がなくとも……大丈夫! 見目麗しいコスメを愛でれば、気分はホリデー♡ この時期にしか出会えない色と質感、高揚感をまとって。いざ、新しい自分を探す旅へ。
手に取るだけで心躍る
アイコニックなパレット
ミニマルなコンパクトの中に美しく整列する多彩な色と質感。華やかさと機能性を兼ね備えたパレットは、ミューズ世代が真っ先にチェックすべき、ホリデーコスメの主役であり本命。色みやテクスチャーもさることながら、パッケージやコンセプトにも各ブランドのこだわりや個性が透けて見える。そんなところにも注目してみると、メイクはもっと楽しく深くなる。
【How to make-up】
アナスイのパレットの左列の下段のピンクをアイホールに、真ん中の列の上から2番めのパープルを、目のキワに。右列の上から2番めのゴールドを目の下に。チークはアイホールに入れた左列の下段の色を頰にふんわりとオン。同じピンクを目元と頰にリンクさせて、柔らかい表情に。
これだけでフルメイク完成!
スックの天才洒落顔コフレ
目元、チーク、リップ……自分でコーディネートを組み立てた「私らしいメイク」もいいけれど、ブランドの推しに顔を委ねて「らしい」からはみ出てみるのもたまにはいい。計算されたアイテムがセットになったコフレなら、素直に使うだけで見慣れた顔に新鮮な風を運んできてくれる。ブラン・ニュー洒落顔を狙うなら、ミューズ編集部のオススメは断然スック!
【How to make-up】
アイシャドウパレットの左下のオレンジを二重幅にしっかりのせたら、左上のゴールドをまぶたの中央に入れて立体感をプラス。チークは頰骨に沿ってシャープに、ハイライトは目頭と目尻にオン。リップは付属のチップで全体に。
トキメキの炎を唇に。
ワタシ色の赤リップを1本
艶っぽい赤、鮮やかな赤、きらめく赤、ダークな赤……。いままでは誰かのために、今年は自分だけのために。ワタシ色の赤を自由に選ぼう。塗るだけでパワーをもらえて前を向ける赤リップは、ハードな毎日を生き抜く私たちの最強の相棒。ナチュラルカラーで唇を彩ることが多かったこの1年、締めくくりはやっぱり赤リップと共に。
【How to make-up】
使ったのはシャネルの赤リップ。スティックでしっかり直塗りしたら、丁寧にティッシュオフ。唇に密着させます。輪郭をサラッと筆でならしたら、最後にもう1度全体に重ね塗り。リップが主役のメイクなので、目元やチークはヌーディに。ほのかに赤みのニュアンスをつける程度にとどめるのがバランスよし。
photograph:KEITA GOTO[W], TSUYOSHI OGAWA[KONDO STUDIO](still) /
styling:CHIAKI FURUTA / hair:HORI[be natural] / make-up:AIKO ONO /
model:EMI SUZUKI / text:YUKAKO SUGIURA
otonaMUSE 2021年12月号より