お酒のお風呂で心身のデトックス! 創刊からの美容担当Aが選ぶ、3月の「超私的」ベストコスメ【福光屋のすっぴん風呂】
今年は異例の早さで桜が開花して暖かい日が続いていますが、寒暖差で乱れがちな自律神経を整えたり、1日の疲れを取るためにも寝る前の入浴は欠かせません。その日の状態や気分で入浴剤を使い分けていますが、極寒だった冬からその心地良よさにハマってしまい、手放せなくなった溺愛アイテムをご紹介します。
肌も心も整う
国産米&米麹だけで作られた究極の酒風呂
この「すっぴん酒風呂」は、1625年創業の金沢で最も長い歴史を持つ酒蔵・福光屋によるアイテム。お風呂に入れるのです。福光屋は、継承されてきた伝統の技を進化させながら日本酒だけでなく、醸造技術を応用した発酵食品や基礎化粧品の開発にも取り組んでいる、前衛的な日本酒メーカー。そんな福光屋が、美容にいい純米酒として1990年に「すっぴん」、2005年には「すっぴん 酒風呂専用・原液」、そして今年、モデルの佐藤晴美さんとコラボレーションをして、より環境に配慮した紙パッケージの「すっぴん酒風呂」を発売しました。
この「すっぴん酒風呂」、原料はなんと国産の米と米麹のみ! 杜氏と蔵人が約45日かけてていねいに醸造しているのですが、アミノ酸(天然保湿因子NMFの主成分)や純米酒特有の天然成分など、美容成分がとにかくたっぷり。
実は私、日本酒の香りが苦手。初めて使うときには、香りで酔うんじゃないか……とおっかなびっくりでしたが、そんな心配は無用でした。ほんのり甘いスッキリとした米麹の香りには、不思議とリラックス効果が。湯はトロッともベタッともすることは一切なくて、まろやかになる感覚。そして20分程浸かっていると……滝汗が! 汗が、気持ちいいくらい出ます!
入浴後は肌に変な保湿膜が貼る感じがなく、サラッとしているのにしっとりする、心地イイ感覚が個人的にはすごく好み。毎年冬の入浴後は、オイルやクリームを間髪入れずに塗らねば乾燥してかゆくなっていたのですが、そんな心配はなし! からだの芯から温まっているせいか、眠りの質もよくなった感があります。
混じりっけなしの、米と米麹だけで作られている「すっぴん酒風呂」。古くから伝わる日本の伝統技術で、究極のデトックスをしてみませんか?
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