【安達祐実×小田切ヒロ】 2023春の洒落顔、ブラック&ピンクを使いこなして旬な90年代メイクをアップデート！

お互いに送り続けていたラブコールが今回、ついに共鳴！大人気ヘア＆メイクアップアーティストの小田切ヒロさんがモデルに俳優の安達祐実さんを迎え、春の新色コスメを使った最旬の洒落顔をお届け。意気投合した2人が織りなす春メイク、必見です。

BLACK & PINK
「90年代のギャルメイクがリバイバル♪」by HIRO

トップス¥92,000、スカート¥122,000（共にイザベルマラン）、イヤリングはスタイリスト私物

ミューズ世代が青春を駆け抜けたアイメイク命の'90sっぽいテンションに、まつ毛の束感と透明感で魅せる令和の韓流メイクをミックスした“NEOギャルメイク”も今シーズンの注目フェイス。思いきり目元コンシャスに仕上げる分、唇には白みのあるピンクリップでメリハリをつけると、おしゃれ偏差値が急上昇。青み系のピンクは肌浮きしやすいけど、そのちょっとした違和感は「アクセサリー感覚で楽しむのが上級者」と小田切さんが断言。

【HOW TO MAKE-UP】
黒とピンクを使いこなす人がハイファッション

アイラインをピンポイントできかせたり、マスカラで束感まつ毛を作って盛りながらヌケ感を狙うことで、懐かしの“小悪魔配色”をアップデート。太め×ストレートのボーイブロウでジェンダーレスなエッセンスを＋したのもイマドキ。

EYE

左から：ハイセンスなツヤめきと血色感を演出。NARS オーガズムフォープレイブラッシュクワッド¥6,380（NARS JAPAN・数量限定品）、ライブリーなピンク。カネボウアイカラーデュオ EX7 ¥2,530（カネボウインターナショナルDiv.・限定品）、リュクスな漆黒。ザマスカラインテンスラッシュ Black River ¥4,180（アディクションビューティ）、マットなブラック。ディオールショウ 24H スティロウォータープルーフ 091 ¥3,520（パルファン・クリスチャン・ディオール）

カネボウの2色をミックスしてアイホールに。カネボウの上段のキラキラピンクとナーズの左上を混ぜて黒目の上にポン。カネボウの下段のピンクとナーズの右下をブレンドして下まぶた全体に。ディオールのアイライナーを目頭くの字と目尻からまっすぐ5㎜サイドに引く。まつ毛の1本1本を際立たせるようにアディクションのマスカラのブラシ先を使って上下のまつ毛に塗る。ところどころ、毛先をピンセットでつまんでランダムな束感を作るのもポイント。

EYEBROW

赤みブラウン。ミネラルデザイニングアイブロウレディッシュブラウン ¥3,850（エトヴォス）

エトヴォスのペンシルで太めのストレートシェイプに。眉頭を気持ち内側に設定して求心的にすることで、表情に奥行きを宿す。

LIP

うるおいリッチなフューシャピンク。テクノサテンジェルリップスティック 407 ¥3,960※編集部調べ（SHISEIDO・5/1発売）

うるおいリッチなフューシャピンク。テクノサテンジェルリップスティック 407 ¥3,960※編集部調べ（SHISEIDO・5月1日発売）

輪郭を意識しないで資生堂のリップを唇全体にカジュアルに塗ったあと、上下の中央部分にだけポンポンと塗り足してそれとなく立体感を演出する。

CHEEK

左から：ソフトマットなベージュピンク。ジルスチュアートサクラブーケフルーツドロップリップ＆チークシフォン 103 ¥3,300（ジルスチュアート　ビューティ・限定品）、ペールライラック。ボームエサンシエルリラ ¥6,600（シャネル）

ジルスチュアートを指で頰の内側から楕円形に叩き込んでほんのり上気させる。シャネルを鼻の付け根、目頭から鼻の脇に沿って雫形、目尻の下に丸く指でなじませて青みでトーンアップ。このひと手間でピンクが肌になじむ効果も。小田切さんと安達さんがYouTubeでも共演！今回のメイクをより詳しく解説した動画が、小田切さんの公式YouTubeチャンネルで公開中です。お見逃しなく！

小田切ヒロさんYouTube「HIRO BEAUTY CHANNEL」

安達祐実／2歳で芸能界デビュー以降、俳優として数々の話題作に出演。アパレルブランド「虜」、コスメブランド「Upt」のプロデュースなど、多岐に渡り活躍。テレビドラマ「スタンドUPスタート」、「星降る夜に」など、話題作への出演が後を絶たない実力派。

小田切ヒロ／Nous主宰。センスとテクニックだけでなく、ユーモア溢れるキャラクターであらゆるメディアから引っ張りだこ。タレントやモデルからの指名も多数。見る美容液として名高いYouTube「HIRO BEAUTY CHANNEL」やTikTok（@hirobeautychannel）も話題。

model:YUMI ADACHI / hair & make-up:HIRO ODAGIRI［Nous inc.］ / photograph:WAKABA NODA［TRON］（model）, KAZUTERU TAKAHASHI［KONDO STUDIO］（still） / styling:AKIKO KIZU / text:RINA ISHIBASHI

otona MUSE 2023年4月号より