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オトナミューズ編集部

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今季はギャルマインドで洒落る! ヘア&メイクアップアーティスト・林由香里さん的、「洒落顔」キーワード5

今季はギャルマインドで洒落る! ヘア&メイクアップアーティスト・林由香里さん的、「洒落顔」キーワード5

「ベーシック」特集をお届けしている5月号、それはメイクも! 純粋に化粧で“盛る”ことを楽しんできたミューズ世代は、あのころのギャルマインドでメイクをすることが、意外にも洒落顔への近道なんです。ビューティ界も長らく続いていたヌケ感至上主義から変化の兆し。今こそ、メイクを楽しもう!

林由香里さんと考える、
ミューズ世代の洒落顔とは?

「過去にギャル文化を経験してきた私たちは、盛ることは抜くこと以上に得意なはず。そんなミューズ世代には、“程よく盛ったメイク”が洒落感の新常識。トレンドも黒マスカラや大粒ラメといった“盛るメイク”が復活しています。そして盛ることは、メイクの基本でもあり本質。色や質感を足すことで、気になるノイズをカバーできたり、若々しく見えたり……。大人にとっていいことずくめ。ただ、若かった当時のようにやみくもに盛るのはNG。洒落感や大人の余裕には、引き続き“さり気ない引き算”がマストです」

ギャルマインド上等!
林さん的「洒落顔」キーワード

しっかり盛っているのに、懐かしさはなく、むしろ“今っぽい”。この絶妙な洒落顔になるために、おさえておきたいポイントはこの5つ!

比留川游、シャツ¥29,700(クチュール ド アダム/アパルトモン 青山店)、デニムパンツ¥40,700(タナカ/シティショップ)、ネックレス¥52,800、ピアス¥24,200、リング[左手中指]¥68,200(全てブランイリス/ブランイリス トーキョー)、リング[右手薬指]¥34,100(リューク)

シャツ¥29,700(クチュール ド アダム/アパルトモン 青山店)、デニムパンツ¥40,700(タナカ/シティショップ)、ネックレス¥52,800、ピアス¥24,200、リング[左手中指]¥68,200(全てブランイリス/ブランイリス トーキョー)、リング[右手薬指]¥34,100(リューク)

◆Keyword1
リアルなギャルとは肌状態が違います。
ミューズ世代の肌は何があっても「ツヤ命! 」

一番大事だといっても過言ではないのが、メイクの土台となるベースメイク。こだわるべきは、カバーうんぬんよりも“質感”で、大人はツヤ肌一択です。肌がマットだとそれだけで途端に老けてダサくなる。せっかくの盛りが、頑張ってる感にシフトしてしまうのです。隠すべきところは適宜カバーして、肌全体はみずみずしいツヤ感を意識。そうすれば“盛り感”も懐かしくなりません。

◆Keyword2
ぼやけてくる目力の味方です。
「黒マスカラ」をメイクの相棒に

盛りメイクを牽引するのが黒マスカラ。一度離れ、改めて使うからこそ分かる黒という色の偉大さ。黒マスカラでまつ毛の存在感を高めてあげるだけで、目元がはっきりするし、美人になるし、なんなら小顔にまで見えるし……と、要は簡単・確実に顔が盛れる! さらにまつ毛を王道の黒で締めると、ラインやシャドウメイクの自由度もアップ。カジュアル? モード? どの方向に盛るとしても、黒マスカラがあれば、間違いなしです。

◆Keyword3
かつてのトレンドが嬉しいリバイバル!
大人だって臆せず「ラメで盛っちゃえ! 」

ブームの発端ともいえる韓国ブランドにとどまらず、今季は信頼できる大人ブランドからもラメアイテムが多数登場。そんな最新のラメは、輝きや色みが多様に進化。華美になったり浮いたりせず、大人の顔立ちに必須のツヤやハリ感を演出してくれます。久しぶりのラメに気後れし、控えめに使うと、輝きが逆に悪目立ちして懐かしい顔になりやすいので、臆せず思いっきり楽しんで! 大胆使いするのがオススメです。

◆Keyword4
多幸感もハリ感も必要ですよね。
頰にチークで「血色感、絶対」

全体のバランサー的な役割を担う、キーパーツともいえるのがチーク。リアルギャルだった当時、頰に血色は必要ありませんでしたが、大人の今や血色感は必須。多幸感やハリ感を演出してくれるのはもちろん、盛った目元や口元といったそれぞれのパーツ同士がバランスよくつながるかどうかも、顔立ちに自然になじむかどうかも、実は全てチーク次第! 色みにかかわらず、理想は主役を引き立てるさり気ない血色感です。

◆Keyword5
太さより、大事なのは質感です。
「眉」は敢えての「適当仕上げ」が◎

トレンドセッターである韓国のアイドルたちも、太くも細くもない曖昧な眉。

肌とチークが盛りめのメイクのバランサーなら、眉はハズし。程よく盛り感のあるメイクに、リアルな当時を彷彿とさせるキレイに作り込み過ぎた眉は、懐かしく見えるし、老け見えするし……と、いいことなし! ペンシルを使わず、パウダーとマスカラのみで仕上げて、欠けやムラも味にする。美しく描ける技術がある上で、あえて抜くのは意外と難しく勇気がいること。でもそれをマスターすると、洒落感の大きなアドバンテージに。

次回は、林さんが大人のメイクの8割を決めると話すベースメイクについてレクチャーします。お楽しみに!

photograph:ISAC[SIGNO](model), ASA SATO(still) / styling:CHIAKI FURUTA / hair & make-up:YUKARI HAYASHI / model:YU HIRUKAWA / text:YUKAKO SUGIURA

otona MUSE 2023年5月号より

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37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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