目元にも唇にも赤を仕込ませて。
恋する大人のレッドメイク feat. ジルスチュアート
夏の終わり、秋の入り口。街の木々が赤く色づく季節に、大好きなあの人と指を絡めて歩けたら。そんなラブストーリーをロマンティックなジルスチュアートのコレクションで紡いで。
恋するときめきをまなざしに、唇に。
じゅわっと色づく赤は誰より饒舌
恋のサインを色に映したレッドをまなざしと唇に。肌の内側からじゅわっと色づいたような面立ちがひとりでに恋心を語り出してくれる。このメイクのポイントは全てのパーツを曖昧に仕上げていること。こんなふうにちょっとした隙を仕込んであげるだけで愛おしさを感じる表情になれるから、不思議。パートナーさえもきっともう一度あなたに恋をする。
EYE
曖昧なレイヤードで彩る、センシュアルなまなざし
【HOW TO MAKE-UP】
レッドcを指に取りラフに二重幅になじませる。ライトブラウンbを上まぶたの黒目の上の部分に重ねて陰影をつけながらcを肌色に溶け込ませて。ダークブラウンaを下まぶたの目頭から目尻に太チップでなじませる。細チップにホワイトベージュdを取り、下まぶたのキワ全体になじませて涙袋をふっくらさせたら、でき上がり。
EYEBROW
まろやかなブラウンで立体感とツヤをオン
【HOW TO MAKE-UP】
パレットの真ん中をブラシで眉全体になじませる。マスカラで眉頭を立ち上げ、眉尻までは左右に往復させながら満遍なく塗布。
LIP
輪郭を曖昧になじませて恋のときめきを浮かべる
【HOW TO MAKE-UP】
ブラウンのニュアンスをはらんだディープレッドを指でポンポンなじませて、肌の内側から血色感を滲ませるような仕上がりに。8種の植物オイルを配合しているから、乾燥が深刻な季節も潤いリッチなままで過ごせる。
CHEEK
品よく可憐な血色感を頰にふんわり花開かせて
【HOW TO MAKE-UP】
一番上のべージュを起点にブラシを時計回りにぐるんとなでて5色をブレンド。頰の内側から外側に向かってふんわり楕円形になじませて。存在感を出すのではなく、感じる程度にそれとなく紅潮させる奥ゆかしさで大人の恋心を体現。コスモスに思いを馳せたベージュピンクのニュアンスが品よく可憐でミューズ世代にピッタリ。
NAIL
繊細なパールの輝きが手肌まで優美に彩る
【HOW TO MAKE-UP】
光を受けるたびにパールが煌めくベージュを全ての指に2度塗り。レッドが主役のメイクには、このくらいシンプルな指先がベスト。
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), TSUYOSHI OGAWA[KONDO STUDIO](still) /
styling:CHIAKI FURUTA / hair & make-up:TOMOKO OKADA[TRON] /
model:MAYUMI SADA / text:RINA ISHIBASHI / web edit:ANNA TOGASHI
otonaMUSE2021年9月号より