「カラーマスカラは、下まつ毛だけに今どきカラーを」2023秋の新色コスメを梨花がジャッジ!
小誌オトナミューズ恒例、半期に一度のビューティ特大号に梨花さんが初参戦! ズラリと並んだ秋のニューカマーを手に取り実際に試しながら、大人はどんな切り口でコスメをチョイスし、どう使うべきか? とことん語り尽くしてくれました。トレンドとの付き合い方が見えなくなっている、ビューティ迷子たちを救う解決策がここに。
梨花さんのハートを射止めた新作コスメは?
たくさんの新作に囲まれてハイテンションの梨花さんが、気になるものを次々にお試ししながら、本誌ビューティ担当とトークを展開! まずはカラーマスカラのトピックからスタートです。
otona MUSE美容担当(以下M) 実はビューティ特大号に梨花さんが参加してくれるのは、意外にも今回が初めてなんですよね。
梨花(以下R) そもそも今までは普段あまりメイクしてなかったし、キレイになることに無頓着でした。それが最近は美容に目覚めて楽しくて!
M 心がビューティに向くようになったきっかけはなんですか?
R 50歳になったのがターニングポイントなのかなあ? それで“もう、おちおちしていられない!”っていう気持ちがわいてきたのか、それとも単に、子どもの手が離れたタイミングだったから自分に目を向けられるようになったのか? まあ、どっちかではなくて、両方の理由からなのかも知れないですね。
M 今日この部屋に入ってきて、最初に梨花さんが手に取ったのは、アディクションのピンクと黄色のカラーマスカラでしたね。
R だってこの色、可愛過ぎる!
M まずピンクのほうを手に取って、ササッと下まつ毛に試し始めて……。
R そもそも下まつ毛って大人になるとメイクしなくなるじゃない? そこに今どきのカラーを取り入れたら、意外と可愛いかなと思ったんです。それから、顔は年齢とともに延びてくるから目の下にポイントを置いたほうが若々しく見えるって最近メイクをしていて思うことがあったんです。そういう知識も動員させて、肌のトーンを上げてくれるような色を目の下に取り入れれば、エイジングによる欠点を補えるし、いい感じに見えるかなと。
M 大正解ですよね。しかもこの秋は、今までよりもビビッドなカラーマスカラがたくさん出ているんですよ。カラーレンジもグッと広がってきている。
R ディオールのレッド(上の写真でも使用)も好みです! 赤みのあるもののほうが、基本的には使いやすいのかなあと。ただ、こういうものを上まつ毛につけると、黒目が沈んで小さく見えたりしそうで若干抵抗はあるかな。せっかくメイクするんだから、可愛くなるっていうのが大前提だと思うんです。
M だから、上の写真のルックも上まつ毛はブラックのマスカラで締めたんですね。
R そうそう。そういう観点からも下まつ毛は穴場だったの(笑)。目のぱっちり感は諦めずに、大人が遊べるっていう。
M マスカラのブラシを縦にして、下の目の粘膜にまでカラーを入れる一連の動作がプロっぽくて梨花さんのアーティスト性を覗き見た気分になりました。
R まつ毛だけだと、ふわっとして抜けた感じになっちゃいそうでインラインにも入れてみたんです。一度にやれるから手間要らずで、まさに雑から生まれたアイデア(笑)。あと、上のまつ毛にブラックを塗る際は、根元にしっかり塗りつつ、毛先はバサバサにし過ぎないほうがいいバランスになると思う!
M 細部に対するちょっとしたこだわりに美は宿るんですね。
COLORED MASCARAS
下まつ毛だけに今どきカラーを!
若見えも旬顔も叶うテク
次回はアイシャドウ、リップ、ネイルの新作を梨花さんがジャッジ! お楽しみに!
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) / styling:AKIKO KIZU / hair:KOICHI NISHIMURA[VOWVOW] / make-up:MIKAKO KIKUCHI[TRON] / model:RINKA / text:CHIHIRO HORIE
otona MUSE 2023年9月号より