目尻だけ囲めば、派手顔でもケバくならないアイメイクが可。プロのちょこっとレタッチメイク
“ちょこっとレタッチ”で変わる!プロに学ぶメイクテク 06 【桑原優季 × 林 由香里】
ちょっとしたレタッチで劇的に印象が変わるメイクテクニックを人気のヘア&メイクアップアーティストお二人に特別に教えていただきました。プロのスゴ技や洒落顔になれる使用アイテムはもちろん、おしゃれ業界人たちのその変わりっぷりにも要注目です! 第6回にはBEAMS宣伝 桑原優季さんが登場してくれました。
教えてくれたのは……
林 由香里さん
さり気なく洒落感をプラスするバランス感覚が評判の林さん。そのセンスを駆使して、ミューズ世代のおしゃれ番長たちをちょっとのお直しでガラリと変身させてくれました。美人度が上がるテクニックとアイテム選びは見逃し厳禁!
教えてもらったのは……
BEAMS宣伝 桑原優季さん
「ベースメイクは薄めにしてハイライトでツヤを出します。派手なアイメイクは似合わない気がするので、いつもブラウン系のアイシャドウで軽く陰影をつける程度。リップで色をきかせています」
桑原さん(以下K)ナチュラルなアイメイクから脱却したいけど、濃くすると中途半端にギャルっぽくなってしまいます。
林さん(以下H)目が大きい人はアイメイクを頑張ると派手に見えがちですよね。お顔立ち的に、目尻だけじんわり囲み目にするのが似合いそう!
K 重心を目尻に置くんですね。これなら、切れ長のクールな目元になれそう!
H 上まぶたは目頭から目尻に向かってグラデーションにして、下まぶたは目尻1/3を囲む。キワに締め色を入れるとキツく見えるけど、これならナチュラルでしょ?
じんわり目尻を囲んで意志のあるまなざしに
K 本当ですね。全然ケバくならない! こういう目元のとき、リップは抜いたほうがいいですか?
H ヌケ感は肌のツヤで出すから、リップは目元とムードを合わせてブラウン系にしましょう! オーバーリップにして、輪郭を少しぼかすと肌なじみもよくなります。ハイライトdの右上と右下は目の下や頰の高い位置に。右上と左上をオーバーリップの輪郭にも沿うように入れると唇のふっくら感が際立つんです。
K クールで女っぽいのにどこかナチュラルなところがすごくツボ♡ アイシャドウののせ方やハイライト使いなど、自分でやってみたいテクニックばかりです!
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photograph:KAORI IMAKIIRE hair & make-up:KYOHEI SASAMOTO[ilumini.],YUKARI HAYASHI
text:RIKAKO YAMADA
otona MUSE 2023年9月号より