優秀なファンデに買い替え、唇より目元を盛る。ベストコスメ選考の裏話から解析するコスメトレンド
ランキングが決定するまでの舞台裏やビューティ界の下半期事情などを、振り返ってみた。
マスクオフして新たな時代へ。期待を裏切らない進化続く!
ライター西村明子(以下西) 集計していて思ったの、今シーズンは、本当にファンデーションが激戦だったなって。特に1〜3位は三つ巴で、正直、どこが首位になってもおかしくないくらいの僅差だった。
編集A(以下A) 手に汗握ったしー! ファンデ界は今年の上半期もアツかったけど、下半期は確実にそれ以上で、各ブランドが自己ベストを大幅に更新してきた印象。そりゃ美容賢者も「ファンデの当たり年」ってざわつくわけだ。
西 やっぱり、マスクオフしたっていうのは大きいんじゃないかな。私たち、肌をちゃんと作るようになったよ。マスクへの色移りなんかを気にしないでメイクが自由に楽しめるって最高。
A 今まではBBクリームやお粉でちゃちゃちゃっと軽い感じで仕上げてたから、バランスがかなり変わったね。
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) styling:AKIKO KIZU hair:HORI[Be Natural] make-up:AIKO ONO model:MAYUMI SADA text:AKIKO NISHIMURA
otona MUSE 2024年2月号より