今どき肌は“滑らかシルキースキン”が正解。
ベースメイクを更新して洒落肌をゲットせよ!
「春夏は顔全体をツヤッと仕立てていましたが、秋はよりすっぴんに近いヌケ感がある肌が旬。ポイントメイクで遊ぶ分、肌は“引き算”するほうが洒落た顔になります。目指したいのは素肌以上メイク未満でメリハリをきかせた“滑らかシルキースキン”。今秋の下地は毛穴カバー力がアップしていますから、下地でしっかり肌の凹凸をカバーして。さらに眉間の中央、鼻の頭、リップの山、顎先、目尻の外側にハイライターを。ピンポイントでツヤを仕込むのが今の気分」
と、語るのはヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さん。今シーズンさらに進化した新商品でベースメイクを更新して美肌を追求していきましょう! スキンケア力が高く、肌に溶け込むようになじむ新ファンデにも注目です。
アップデート1. 毛穴や凹凸は下地でフラットに
ただ凹凸を埋めるようにして“隠す”時代はもう終わり!? 毛穴まわりをたっぷりの潤いで満たして肌をふっくらさせたり、光を操って均一感を演出するタイプが頼もしい。
「RMKのベースは、まるで肌を薄膜のヴェールで覆うように毛穴をカバーしてくれる。伸びがよく広い範囲になじませやすいところも◎」(岡田さん)
アップデート2. 老舗ブランドのファンデの進化がスゴイ!
ポーラは紫外線などの環境因子を生かしてハリ肌を生む新発想、クレ・ド・ポーはダイヤモンドの輝きに着目し、潤いに満ちたツヤ肌を叶える新作を発表! そしてYSLからは、トーンアップも毛穴カバーも叶うマーブル模様の逸品が。どれもスキンケアとカバー力、自然な肌なじみの三拍子が揃った優れもの。
アップデート3. 洒落肌感はハイライターで演出
「今シーズンらしいメリハリを加えるためにはハイライターが必須」(岡田さん)
柔らかな光を放ちながら、肌の一部になったようにナチュラルになじむアイテムに注目を。セルヴォークのパウダーのように、大きさが異なる3種のパールを配合し、内側からも外側からも輝いているように見えるお粉も狙い目。
アップデート4. ミニマムを極めた肌もIN!
素肌感を重視したいこの秋冬、ベースメイクでもうひとつチェックしておきたいのがこちら。“ライトメイク”を謳ったオールインワンで、スキンケアもベースメイクも、外的刺激からのプロテクトも叶えてくれる。肌に優しいつけ心地なうえフレッシュな仕上がりが続くから、マスクが欠かせない外出時にもお役立ち。
photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), TSUYOSHI OGAWA[KONDO STUDIO] /
styling:CHIAKI FURUTA / hair & make-up:TOMOKO OKADA[TRON] /
model:MAYUMI SADA / text:CHIHIRO HORIE / web edit:ANNA TOGASHI
最上部画像の着用アイテム:ブラウス¥49,500、ワイドパンツ¥26,400(共にニアー ニッポン/ニアー)
otonaMUSE2021年9月号より