肌の赤みは生かして、チークは広く入れて。10周年のオトナミューズが考える【洒落顔】の定義
【ルール4】
服に合わせて眉色は自由に変えていい。“眉頭引き算”でヌケ感が
「以前は髪と眉の色をリンクさせることが多かったけれど、今は服に合わせてわりと自由にカラーを変えるのが気分。シェイプは太くも細くもない、自眉を生かしたナチュラルな形が美しいなと思います。ただ、眉頭がはっきりし過ぎると古い印象になるので、眉頭だけはノーズシャドウのほうにボカすようにしたほうがいい。眉頭の引き算でヌケ感が生まれます」
【ルール5】
チークはもはやベースの一部。広く入れてメリハリを
「美しい骨格作りに欠かせないのがチーク。ブロンズ系のクリームを頰の平たい面に広く伸ばすと、のっぺりしがちな大人の顔立ちにメリハリを加えられます。パウダーだと肌の凹凸が強調されることもありますが、クリームなら滑らかでキレイな仕上がりに。時短で済ませたいときはファンデーションと混ぜて塗るのもアリです」
【ルール6】
ツヤとテカリは紙一重。お粉を使って印象操作
「ツヤはフレッシュな印象を生むけれど、テカりは清潔感を打ち消し生活感が顔をのぞかせる元凶に。特に小鼻と眉まわりは目立つのでお粉でおさえたい。逆にファンデのツヤを生かしたいのは頰骨の上や鼻&顎先、唇の山の上。おさえる所と艶めくパーツのコントラストで顔が生き生きとします」
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photograph:YASUTOMO SAMPEI styling:AKIKO KIZU hair:KAZUKI FUJIWARA make-up:AIKO ONO model:YOUN-A text:CHIHIRO HORIE
otona MUSE 2024年5月号より