【ビューティトレンド】
2022年春は「チーク」が完全復活!
本格的な冬を迎えていますが、一足どころか、二足お先にビューティ業界は春新色の発売ラッシュ! 今季の傾向は、ズバリ「チーク復活!」。マスク生活になりすっかり影を潜めていたチークですが、やはり頬に色は必要だったということを改めて思い起こさせてくれる、新作が勢ぞろい。そこで今回は、ミューズ世代におオススメの新作と、番外編としてわたくし美容担当Aが一生愛するチークをご紹介します。
【RMK】
頰と目元の両方に使える
マルチカラーが大本命♡
いま一番出番が多いのが、チーク&アイ&ハイライターの3WAYで使えるRMKのマルチスティック。昨年の秋に新ディレクターを迎え、新製品が登場するたびにメイクさんやライターさんと「素敵!」と必ず話題になるRMKですが、春新色も既に撮影現場で大人気!
全6色展開のこのスティックは、どのカラーも柔らかな透け感と色づき。特にお気に入りなのがこのノンパールのローズカラーの03。内側からジュワッとバラ色が滲み出て、大人のくすみ肌にも浮くことなくマッチするんです。休日のメイクは、日焼け止めを塗って、このスティックを頰に指でトントンと乗せて、指に残ったものをそのまま瞼にサラっと塗ってワントーンで仕上げて完成。
ソフトマットな手触りが心地よいパッケージも、ついつい手に取りたくなる一因です。
【アナ スイ】
クリア発色&スポンジのセット。
私、失敗しないので!
スティック繋がりで、次はアナ スイの新作。スポンジでチークをなじませるのは誌面でもよくご紹介するテクニックですが、これはスティックタイプだから、要は指でなじませる感覚でポンポンと塗布することができるんです。
このスポンジ、キレイに頰につくように弾力などを設計されていて、使うときに角度を変えれば、濃淡や色が乗る幅を自在にコントロールできます。本体のダイヤルをカチッと回すと写真のように1回分の分量が出てくるし、スポンジでトントンなじませられるから、手が汚れることもなし。つまり、どんなに不器用な人でもキレイにチークを仕上げることができるんです! 肌が自然にポッと赤らんだようなカラーになる、300をヘビロテ中。
【アディクション】
頰に黄色⁉ で、
新しい自分に出会える!
3つの質感、全28色でこの春に新発売されたアディクションのザ ブラッシュ。「コレを頰に⁉」「この質感をのせたらどうなる⁉」という新しい驚きをくれるカラーが多数ラインナップしているのですが、その中で特に注目したいのが、この黄色のフェイスカラー。
頬に乗せたら、砂が付いてるようになるんじゃ……と心配していたのですが、そんな心配は無用でした。肌色に自然と溶け込んで何とも言えないニュアンスが生まれ、いつも使っているチークの境目にホワッとのせると、新しい色合いといいますか、とにかく洒落るんですよ! なぜでしょう⁉ オイルコーティングされたパウダーなので、重ねても重ねても粉浮きすることなく、しっとり密着するところも◎です。
【THREE】
大人の可愛げは
質感レイヤードで叶う!
みんな大好きなTHREEにも、新チークが登場。クリームとパウダーがセットされたアイテムで、2つの質感をレイヤードすることで自然な立体感やグラデーションをテクニックレスで作る事が可能です。
特に注目したいのが、左のクリームタイプ。しっかり発色するのですが、まるで摺りガラスのようなフォギーな感触。重ねても、重たさや嫌みが全くないんです。その上にパウダーを乗せるとほんのりツヤのある、センシュアルで上品な頰が完成。言葉では表現しずらいこのふんわりとした柔らかな質感、ぜひ体感してみてください。どんな肌色にも合いそうな5色展開なのですが、ナチュラルカラー04が特にオススメです。
【オサジ】
美容担当Aが一生愛すると誓う、
大人の肌に透明感を宿す青みピンク
最後に! 新作ではないのですが、透明感が欲しい方にオススメしたいアイテムがあります。以前、ヘアメイクアップアーティストの岡田知子さんが、透明感を出すのに最適! と誌面でご紹介をしてくれた、OSAJIのフェイスカラーです。
少し青みよりのピンクで、最初はくすんだ大人の肌に使うと子どもっぽくなりそう……と敬遠していたのですが、多分私、一生使うと思います‼ 頰にピンクのニュアンスが加わって、サッと肌の濁り感が軽減され、透明感が増し増しになるんです。微細なパールが入っているせいか、ハリ感もアップ。アイホールに乗せると目元のくすみも晴れるから、RMKと同様に頰と目元にチャチャっとオン。特に疲れて肌色がドンよりしている日は、本当に助けられています。お守りのように、ドレッサーに常備! 手放せません。
長引くマスク生活で、マスクによる肌悩みは底無し。でも頰に血色やニュアンスが生まれると、不思議と毛穴感やクマは軽減され、よってベースメイクが薄くすむことに。そしてマスクに付きにくい、優秀なアイテムも増えています。ミューズ世代こそチークを積極的に取り入れて、もっともっとメイクを楽しみましょう!
otona MUSE A