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オトナミューズ編集部

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想像以上にガチでした。辺見えみり、安達祐実、小嶋陽菜ら有名人が本気で作るコスメの誕生秘話【まとめ】

“母にずっとキレイでいてほしい。
人生100年時代を共にできる
スキンケアを目指しました”

120年続く竹野酒造の地下水を使用。

120年続く竹野酒造の地下水を使用。

自分でゼロからやりたい! 熱い思いを胸に会社を創立


―コスメを作ったきっかけは?
「周りの人たちが動いてくれることが多い芸能界という中で、そうではなく自分でゼロから挑戦したかったんです。これまでファッションも含めプロデュースは何度もやらせていただいていますが、根本から作り上げられないというか、どうしても制限しないといけないことがあり、だったら会社を立ち上げてやっちゃおうと。それに加え、親への恩返しもしたかった。何ができるかなと考えたときに、母親がずっとキレイでいてくれるものを作るのっていいなって。ただ既存品をプレゼントするんじゃなくて、自分で必死に作ったものを母親に使ってもらいたくて。これはブランドの裏テーマでもあるんですけど、自分と同世代の人はもちろん、母世代や娘世代、ひいてはジェンダーレスで使えるものを作りたかったんです。ローンチの際にも謳っているように“100年の生涯を共にするスキンケア”を目指してスタートしました」

開聞山麓香料園のクスノキ葉を使用。

開聞山麓香料園のクスノキ葉を使用。

―長年の友人と2人で会社を立ち上げたそうですが、苦労はありましたか?
「それはもう全部(笑)。会社を立ち上げる、もの作りをするということは、それは大変で。倉庫を決めるところからお客さまにものを届けるところまで、何から何までゼロだから、商品はこれに入れてこうやって発送しようとか細かく相談して。プロデュースだと上がってきたサンプルに対して考えを伝えればよかったのですが、それとは全く違って本当に大変でしたね。パッケージひとつ作るのにも全部現場に足を運んだり、ポップアップをするのにも自分で百貨店に連絡したり。なんかね、そういうことも好きなんだと思うんですよ。それをやって偉いとかじゃなくて、会社やブランドってこうやって立ち上げるものだと思うので。それもこれも、今まで出会った人たちが助けてくれたから何とかやってこれた。苦労はありましたが、人との繋がりや縁を感じられたのは嬉しいですね」

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photograph:YUJI TAKEUCHI[BALL PARK](EMIRI HEMMI),KODAI IKEMITSU[BE NATURAL](YUMI ADACHI),EISUKE KUZUKAWA[hannah](HARUNA KOJIMA),MAYA KAJITA[e7](still)
styling:CHIE INUI(EMIRI HEMMI),CHIAKI FURUTA(YUMI ADACHI)
hair & make-up:MIYUKI ISHIKAWA(EMIRI HEMMI),RIKA SAGAWA(YUMI ADACHI),MIYUKI NAKAMURA(HARUNA KOJIMA)

otona MUSE 2024年3月号より

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オトナミューズ編集部

37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。

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