佐田真由美×サンローラン♡
赤リップが主役のミニマムメイク
オトナミューズ3月号の表紙を飾ってくれた佐田真由美さんが纏う、人気4ブランドの春ルック。4回に分けてお届けする本シリーズ。ラストはミニナムなメイクが美しさを際立てるサンローランが登場です。
SAINT LAURENT
佇むだけで意思を感じる
ミニマムなメイクに恋して
愛らしさの中にセンシュアルを感じるコットンレースのブラウスは、ピュア感が垣間見えるモードなミニマムメイクと相思相愛。このルックの立役者はリップと眉。唇にシロップのようにメルティなレッドルージュをオーバー気味に塗ってグラマラスに仕上げることでこなれ感を表現。アイブロウはパウダーでエアリーに印象づけて、芯を宿した女性像に。アイメイクは限りなくスキントーンに近いアイシャドウで瞼にうっすら影を落とし、輝きが躍る濃密なブラックのアイライナーで目尻にだけひとさじのエッジをきかせる程度。洗練された印象を目指すべく、チークとマスカラは潔く引き算。
使用したコスメたち♡
HOW TO MAKE-UP
EYEBROW
パレットの下段の向かって右から2色をブラシで混ぜて、眉全体にバサッと塗る。ブラシに残った分で毛がまばらなところをふわっと埋めて。
EYE
パレットの下段の向かって一番左をアイシャドウブラシでアイホール全体にふわっとのせて、ナチュラルな陰影を宿す。アイライナーでラインを目尻にくの字に描き、綿棒で目尻から外側にシュッとぼかしてフェードアウトさせる。このひと手間で目尻にチラッとラメ感が出て、大人の可愛げが生まれる。下瞼はノータッチ。まつ毛はビューラーで軽くカールアップするだけで、マスカラレス。
LIP
どこまでもメルティなルージュをリップクリーム感覚で唇全体に。輪郭より気持ちオーバー気味に塗って、それとなく丸みを帯びさせて。
新しい季節はもうすぐそこ。メイクから春を先取りして「洒落顔」を目指しましょう♡
photo:YASUTOMO SAMPEI / styling:KEI SHIRAHATA[LOVABLE] / hair:HORI[BE NATURAL] / make-up:TOMOKO OKADA[TRON] / text:RINA ISHIBASHI / model:MAYUMI SADA