「赤リップがリバイバル」人気ヘア&メイク岡田知子さんのフレンチシックでヒロイン顔なメイク術
濃色リップを洒落て見せるには⁉
岡田さん流 リップが主役のメイクバランス
リップをヒロインに指名しながらも、あからさまに強調させるのはナンセンス。リップライナーで輪郭を意図的に滲ませ、他のパーツはカラーレスに“作り込む”ことでワンポイントメイクのセオリーを令和仕立てに。
【主役のLIP】
肌トーンのリップラインが鍵。
じんわり滲むシルキーマット
自分の唇の色に近いトーンのリップライナーで輪郭をオーバー気味に縁取ってからレッドルージュで唇全体をカジュアルに塗る。このステップで赤リップの印象がフレッシュに。「リップライナーが唇のサイズ感をアップしながら輪郭でレッドルージュと溶け合って、じんわりと発色。軽やかさを連れてきてくれます」(岡田さん、以下同)
【Point】
「唇のフレームをくっきり強調すると古臭く見えるので要注意。必ず滲ませること」。まず初めに、クリーミーな質感でスルスル描けるヌーディなローズブラウンのリップペンシルAを使用。実際の輪郭より少しだけ外側をなぞるように縁取っていく。唇の上下の縦幅が1:1になるように引いて、唇の存在感とボリュームをあくまで自然に際立たせて。その後、No.1のローズレッドのリップをシンプルに唇全体に直塗りしたらフィニッシュ。
photograph:YASUHISA KIKUCHI[vale.](model), KAZUTERU TAKAHASHI(still) styling:AKIKO KIZU
hair & make-up:TOMOKO OKADA[TRON], KYOHEI SASAMOTO[ilumini.], TOMOE NAKAYAMA
model:MAYUMI SADA text:RINA ISHIBASHI
otona MUSE 2024年9月号より