無性欲、PMS、女子力低下etc.
作家LiLyさんに聞く!
大人のプチ不調、解決法
マスク生活にリモートワーク……ライフスタイルがガラリと変わって、精神的なストレスやら肌不調やら、不定愁訴を抱える人も多いはず。そこで各方面のプロにアラフォーあるあるなお悩みを直撃! 今回は、作家・LiLyさんのベストアンサーをご紹介。
心とからだにきく
自分なりのルーティンを!
「見た目に自信が出ると心が元気になる▶からだにも気を使う余裕が出て健康になる▶見た目に自信が出る▶この繰り返しなので、“心とからだにいい自分なりのルーティン”を決めることが大事。例えば、早寝早起き、栄養バランス、運動とスキンケア!」(LiLyさん)
【メンタル系】
Q:何を見ても、トキメキません
A:とにかく自分を甘やかしてリフレッシュを
「トキメキってコントロールできないものだからこそ、急にトキメクと気分が上がるのです。が、とはいえ、トキメキってデザートみたいなものなので、日々の疲労で心の感度が落ちているとトキメク余裕もなくなるわけです。デザートは、なくても生きていけるけど、やっぱり美味な気持ちって人生の醍醐味ではあるので、とにかくまずは自分を甘やかすくらいに休息をとって、リフレッシュを! あと、トキメかない自分まで責めちゃダメです!」
【女子力低下】
Q:女子力が下がってきている気がします
A:おばさんと女、どちらも使える旬な時期を謳歌しましょ
「安室奈美恵さんの『SWEET 19 BLUES』の中の、大人と子ども、どちらも使える旬な時期っていう歌詞を口ずさみながら生きた我々世代は、今は、“おばさんと女、どちらも使える旬の時期”を謳歌すべきかな、と(笑)。ここぞという日に女っぷりを発揮するために、日常的にはメイクもしないおばさんモードで育児や仕事をして、家で地味にコツコツ美容に励む。その積み重ねと普段との反動で、時々着飾る。そんなルーティンが個人的にはお気に入りです。毎日女子力! なメンタルのお姉さんが最も魅力的とも限らないし、人生は長距離マラソン。やっぱりお互い、どこまでも気楽にいきましょう(笑)」
【PMS】
Q:PMSと上手に付き合うためには?
A:ミレーナを入れるの、オススメです
「私はミレーナを入れています。ミレーナは子宮内に黄体ホルモンが持続するように放出させる子宮内システムなのですが、一度入れると5年ほどそのままでOK。一度の入れ替えを経て7年目ですが、私は生理もPMSも一切なくなり(個人差はあるようですが)、本当に快適なのでとてもオススメです。保険がきくクリニックで1万円くらいでした」
【メンタル系】
Q:人と会うのが面倒臭いです
A:わざわざメイクしてまで会いたいって
特別なことだなと考え方をシフト
「分かります。私もメイクをすることがとにかくダルく、人と会うハードルがどんどん高くなってしまっています(苦笑)。と、同時に、人と会うためにわざわざメイクをしているときに、『ここまでして会いたいと思えるって特別なことだな』と逆説的に考えてトキメイたりもしています。考え方を柔軟に、お互いゆる〜くいきましょう(笑)」
【メンタル系】
Q:海外に行けなくて、
ストレスの発散ができず辛いです
A:新しいストレス発散の方法を見つけて!
「また気楽に行けるようになるときがくるまでに、新たなストレス発散方法を編み出しておくのは、老後のためにもよさそう! 結局、“ストレス発散の引き出しが多い人=生きるの上手”だと思うのです。私の場合はというと、音楽を爆音で聴きながら1時間のウォーキングをしてストレスを発散。私にとってはクラブで踊るのと同じくらいの解放感があるので。“自分が一番気持ちよく感じる運動=ストレス発散になる”のかなと」
【無性欲】
Q:性欲がないって変ですか?
A:VIOの徹底ケアをすると見せたくなるはず!
「諸々のトラブルの根源=性欲だとも思っているので(笑)、ないならないでピースかと。ただ、オススメなのはVIOの徹底ケア。メイクがキマると外出したくなるのと同じで、あそこがキレイになると見せたくなるはずです(笑)」
いかがでしたか? 次回ラストは、ビープル バイ コスメキッチン ディレクター・谷口智美さんのプチ不調解消法をご紹介します。
photograph:getty images / illustration:YUMIKO COMUKAI / text:CHIHIRO HORIE
otonaMUSE 2022年3月号より