【白髪が目立ってきたら】黒髪になじませる「地毛ハイライト」がすごかった!鵜飼恭子さんの体験レポ
❶START
担当してくれたのは、カキモトアームズの岩上晴美さん。海外で技術を学び、日本初のカラーリストとして30年のキャリアを持つ業界のレジェンドです。20年近く髪を染めることから遠のいていたという鵜飼さん。地毛が黒いこともあり、つむじを中心に出てきた白髪が急に目立ってきたそう。とはいえ、そこまで量は多くないので、カウンセリングの結果、今回は全体にナチュラルブラウンのハイライトを入れて白髪と黒髪をなじませて目立たなく見せる「地毛ハイライト」を施すことに。
❷カキモトが誇る「セクショニング」がお目見え
Y2Kを彷彿させるお団子スタイルですが、これがカキモトが誇る12に頭部をマッピングする「セクショニング」という方法。在籍する全てのカラーリストが習得している技術で、伸びてきた際に同じ場所に同じようにレタッチを施すための大切な工程なのだそう。
❸細か~くハイライトを入れてもらいます
コームの先で細か~く髪をすくってハイライトを入れていきます。パッと見だと分かりませんが、信じられないくらい薄く細かい! 神業です。
❹アルミホイルで巻いていきます
3で取った髪にカラー剤塗り、アルミホイルで巻いていきます。伸びてきたら、全く同じ場所の髪をすくって、その根元にカラー剤を塗ってレタッチします。スゴイ技術……。
❺臭いがほとんどしないカラー剤にびっくり!
ホイルを全て巻いた状態。全体にこの細かいハイライトを入れることで、仕上がりに自然な立体感が生まれます。「カラー剤って臭いがきついイメージがあったけれど、こんなに塗られても臭いがほとんどしない。ストレスフリーでびっくり!」と鵜飼さん。
❻洗い流します
20分待ったら洗い流します。
FINISH! 髪色に透け感が出て軽やかに!
完成! 所要時間は3時間以上。時間はかかるけれど、3カ月近く白髪を気にせずに過ごせるんです。嬉しい! ツヤやかで軽やかな仕上がりに、鵜飼さんも大満足!
text:CHIHIRO HORIE
otona MUSE 2024年9月号より