BEAUTY

【小田切ヒロさん監修】
4月号付録のコスメを使った
「大人のスパイシーメイク」を完全解説!

今、一番気になるヘア&メイクアップアーティスト 小田切ヒロさん。監修いただいた4月号付録「血色コスメ&ツール完璧4点セット」の使いこなしテクと大人のハンサムメイクをレクチャーしていただきました。

センシュアルとハンサムが同居。
大人のスパイシーメイク

「自分で自分の背中を押したい。そんな気分の日にトライしていただきたいのがこちらのルック。マットなアイシャドウをベースにメタリックレッドのアイライナーを大胆に引いたメイクが、心まで解放してくれるから不思議。芯を感じる佇まいの中にもセンシュアルは残しておきたいから、暖色をいたるところに織り混ぜて」(小田切さん)

デニムジャケット¥63,800、デニムハーフパンツ¥36,300(共にフミエタナカ/ドール)、中に着たニットタンクトップ¥25,300(コズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット/ウメダニット)、ネックレス ※長い順に¥176,000、¥137,500、¥74,800(全てマリハ)、ピアス¥14,300(マリア ブラック/共にショールーム セッション)※最上部の衣装も同じ

EYE
マット×メタリックが奏でる
ヌケ感インパクトなまなざし

マットなモーヴcをアイホール広めにふわっと大胆にのせてクールな陰影を演出。そしてこのメイク最大の鍵を握るのがメタリックレッドのアイライナー。こちらを上まぶたのキワ全体に太めに大胆に引いて、目尻まできたらフェードアウト。このレッド、締め色としてまなざしにインパクトを授けてもくれるんですが、光の当たり方でツヤッ、キラッとして表情が動くたびにヌケ感も授けてくれるスグレモノ。まつ毛はビューラーでバッチリカールアップさせ、上まつ毛にだけマスカラを塗って。色がまろやかだから、目力がtoo muchにならなくて最高なんです。

EYEBROW
アイブロウマスカラが織りなす
ハンサムで優しげな彼女

まずはアイブロウブラシでdを眉全体になじませていくところから。生え方がまばらなところをラフに埋めたら、気持ちキリッとするようにシェイプを整えて、ハンサムなムードを狙って。ミューズ世代は眉がボヤッとすると顔全体の印象がボケてしまうから、どんなにヌケ感が欲しいときもベースはきっちり作っておくのがルール。仕上げに眉マスカラをレイヤード。眉尻から眉頭、眉頭から眉尻の順にとかしながらなじませて毛の1本1本をカラーリング。黒さを引き算してあげることで、クールなメイクの中に柔らかなエッセンスをプラスすることができるんです。

OTHER
ピンクニュアンスのチークを
レイヤードしてこなれた表情に

BとCを順番に、眉尻を起点、頰の高い部分を終点に、目尻の脇にふわっと3を描くイメージで重ねる。目尻に小さくCを描くように小さなブラシでDをオン。ここのピンポイントに光を集めるだけで顔の上半分に奥行きが生まれる。Aはリップクリーム感覚で唇全体に。シアーマットな質感で軽やかさとこなれ感を狙うのが正解です。

A_マットな中にツヤも感じる秀逸なヌードベージュ。シアーマット リップスティック 11 ¥5,500 ※セット価格(SUQQU)、B_青みピンク。ザ ブラッシュ ニュアンサー Pink Bliss、C_ベリー。同 マット Orchid Dusk、D_オーロラ。同 ニュアンサー Aurora Veil各¥3,300(全てアディクション ビューティ)

HIRO'S POINT!
モーヴを仕込んだまぶた。チークと
リップを引き算するバランス感覚で
品と柔らかさを死守して

「マニッシュなメイクにトライしたい日はあえて暖色をチョイスして。ここではマットなモーヴのアイシャドウを上まぶたに大胆にのせることで、クールな印象のなかにひとさじのセンシュアルを仕込みました。アイライナーをきかせた分、チークとリップの色みを控えめにしたのもポイント」(小田切さん)

profile_小田切ヒロ
ヘアメイクアップアーティスト。ラ ドンナ所属。コスメを知り尽くしたからこその審美眼と圧倒的なセンスに加え、オリジナリティあふれるテクニックで大人気。ビューティシーンを牽引し続け、美プロの間でも話題沸騰中のYouTubeチャンネル「HIRO BEAUTY CHANNEL」やオンラインサロンもチェック。

いかがでしたか? 大人のピュアメイクとスパイシーメイク、その日の気分に合わせて使い分けてみてくださいね♡

hair & make-up:HIRO ODAGIRI[LA DONNA] / photograph:YASUHISA KIKUCHI[vale.](model), ASA SATO, MAYA KAJITA[e7](still) / styling:CHIAKI FURUTA / model:MAYUMI SADA / text:RINA ISHIBASHI

otonaMUSE 2022年4月号より

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