【令和の常識】顔を化粧水や美容液で潤すように、デリケートゾーンも専用アイテムで保湿ケアしよう!
ここ数年で脱毛をする人や専用のアイテムが市場に多く登場してきたことで、ケアが浸透してきたVIO(デリケートゾーン)。とはいえ、日常に取り入れている人はまだまだ少なく、トラブルを抱えている人が意外と多いのも実情。そこで、VIOケアの重要性について考えてみました!
お話を聞いた先生は…
VIOのケアが必要な理由
名前の通り、VIOの皮膚は目まわりと同じくらいデリケート
なんとVIOの皮膚は、目元まわりと同じ厚さといわれています。「とても薄く繊細なので“デリケートゾーン”という名が。目元と同じように丁寧にケアしてくださいね」
膣内のうるおいはVIOゾーンのうるおいに直結しています
女性の健康のバロメーターでもある膣は、うるおっている状態にあることが大事ですが、外陰部の状態とかなりリンクしているそう。「外陰部の皮膚バリアが整うことで、膣内もうるおうといわれています。外側の状態をよくすることが、何より大事なんです」
健康な状態=何も気にならないことです
色や形に悩んでいる人も多いですが、かゆみがなくうるおう状態へ導くケアをすることで、摩擦による黒ずみがなくなり、ふっくらとハリも! 「日常のケアを見直すことで、見た目もよくなってきますよ」
顔やからだと同じように保湿ケアを習慣にする
洗顔後、顔を化粧水や美容液でうるおすように、デリケートゾーンも専用のアイテムでの保湿ケアを今日から習慣にして。「皮膚が薄くデリケートな場所なので、刺激レスな専用のアイテムでケアを。しみたり、かゆみを伴う場合は皮膚トラブルに見舞われている可能性もあるので、婦人科で診察を受けてください」。テクスチャーや使用感だけでなく、機能面もさまざまなアイテムが。目的や予算で選んで、楽しくケアを続けましょう。
illust:ASAMI HATTORI
otona MUSE 2024年10月号より