創刊からの美容担当
編集Aのガチ推し続報④
ガチofガチの名品ってどれ?
大人の事情もありゃしないんだから
本当に好きなものだけ教えてよ
こんにちは。編集Yでございます。
5月号に掲載した「編集Aのガチ推しコスメを会社の机で聞いてみた」企画では、創刊からずっとミューズの美容担当をしている、私の隣の席に座っている、基本的に真面目なんですけど急にスイッチ入ることがある編集Aに、今イイと思ってるコスメのアレコレを聞いてみた。いつもの会社の机での我々の会話をそのまま載せようとしたのですが、実際はコレの10倍喋ってるもんですから、WEBで詳しく補足しちゃおうというシリーズでございます。
そもそも本企画に掲載している商品は全て、編集Aの推しアイテム。大人の事情とか忖度はございません。新商品とかロングセラーとか混ざってます。中でも! 編集Aがスイッチオンしてエモーショナルに推す名品について、今回はピックアップしてみましょう。ねえねえあまたん(編集Aのことです)、あまたんが個人的に一番好きなのはどれ?
A「それはもう! コスメデコルテのリポソーム アドバンスト リペアセラムだね。昔からあるの、確か1992年とかじゃないかな、最初に発売されたのは。私も学生のころかな、社会人になってからかな、ずっと個人的に使ってきているブースター。導入美容液だから、洗顔後すぐの肌に伸ばすの。保湿に特化していて、すっと肌に入って乾かない。これがさあ、2021年にリニューアルしてエイジングケアもしてくれるようになったの。名品が進化したわけ。使って。やまちゃん(※編集Yのことです)いいから使って。とにかく使って。最高だから使って。もう貸すから。なんなら、あげるからっ!」
お、おおう、なんだろ、Aはコスメデコルテさんの回し者なのかな? でも、あまたんの年齢に合わせてエイジングケアしてくれるようになって良かったねえ、と思ったところで「コレもいいんだ」と出してきたのが、AQ ミリオリティ インテンシブ デイクリーム。これもコスメデコルテさんの商品です。ねえ、やっぱり回し者だよね?
A「これは朝のスキンケアの最後に塗るクリームで、UV効果もあるの。日本国内のブランドは日中用クリームにUV効果が入っているものが多いのね。あ、コスメデコルテはKOSEさんだからね。昨年か一昨年に発売されたんだけど、コレ塗っておくとメイク崩れにくいわけ。あとスルスル気持ちよく塗れて、朝からこんないいもの塗っていいんだろうか、って思うわけよ。贅沢だよ、最高なんだよやまちゃん!」
おお、ランチでワイン飲んじゃうみたいなことね。っていうか今まさに飲んでそうな、酔っぱらい並みの高いテンションだけど。
A「ここまで美容成分は贅沢じゃないかもしれないけど、保湿力で言うと今年出たSHISEIDOのエッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング デークリームもいいの。誌面には載せきれなかったけど、乾かないんだ。百貨店で売ってる。これからの季節の朝のクリームとして大変にオススメだよ。SHISEIDOの商品って国内はもちろんだけど、海外でもすごく売れているの。で、絶対このくらいの価格帯の商品に手を出したほうが、大人はいいと思う。
とはいっても毎月美容に費やせる予算って、限りがあるじゃない。どこに投資するかだけれど、私は化粧水かクリームにするといいと思っているのね。肌にぐんぐん浸透していく化粧水か、最後にフタをするクリームは、いいものを使って。そういう意味でPOLAのB.A ローションという化粧水はね、2万円もするんだけれど、めちゃめちゃいいよ。2万円の化粧水なんて誰が使えるんだよって思ったけど、使っていくうちに肌のほうから変わろうとしている感じがするんだあ。肌が、自分の力でいい肌になろうとしている感じっていうのかなあ。個人差はあるだろうけど、ああ、これは使い続けたいなってしみじみと思ったよ。化粧品って高ければいいってわけじゃないよ。けれど、研究を重ねて、厳選した材料を使って。これだけの値段になる理由があるんだよ!」
おお、おおおお、おう。名品の話してるときのあまたんはやたらとエモーショナルだね。合いの手を入れる隙がないよ。
A「あとオススメなのはクレ・ド・ポーのル・セラムだね。これもブースターだけどしみじみといいよ。コスメデコルテのリポソームと比べると肌に入るまで時間がかかる気が私はするんだけれど、潤ったなあと実感できるからこれも好きなんだ。ル・セラムのほうが好きって人もいるからね。だからブースターはね、好きなほうを使えばいいよ。ド・ポー様は化粧水のローションイドロも素晴らしいから、ライン使いしたら最高だよ。多分ね、やまちゃんの肌質にはド・ポー様は合うと思うな。ああもう、本当に使ってほしいなあ」
あまたんったら、人の肌質まで分かるのかね。なんか職業が美容担当編集者の域、越え始めていないか? ともあれ、とっても真面目に自分で実際に一定期間試してから、試用実感を蓄積している編集Aのガチ オブ ガチの激推し名品でした!
otona MUSE Y
illustration:ecore