映画音楽がサイコー！よしひろまさみちオススメの映画『ウィキッド』、ティム・バートン＆ダニー・エルフマンの映画⾳楽コンサート

 映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けします〜。

ミュージカルファンの間ではおなじみの大人気演目だけど、今ひとつ一般には知られていなかった『ウィキッド』。今年の映画賞の話題でようやく広く知られるようになって嬉しい！ ミュージカル映画の大傑作『オズの魔法使』（1939年）の舞台オズの国を、善悪を象徴する2人の魔女視点で描いた大傑作。とにかくストーリーも美術も衣装も最高だけど、なにより素晴らしいのが歌曲群です。特にこの映画の最後に使われる「ディファイング・グラヴィティ」は、舞台版でも1幕の締めくくりに使われる名曲。一度聴いたら忘れられない旋律とゴージャスなアレンジで、絶対歌いたくなるはず（難しいですけどね）。じつはあたくし、これのアナログ盤を聴いているんですが、舞台版とは別物の豪華さにうっとりですのよ（舞台版も好きですけどね）。ぜひとも映画館＆おうちでサントラのW鑑賞をオススメです。

魔法の国オズにあるシズ大学。緑色の肌のせいで周囲から疎まれるエルファバ（C・エリヴォ）と野心家で人気者のグリンダ（A・グランデ）。ルームメイトになった当初は反発しあうが、徐々に友情を深め、やがてかけがえのない存在になっていく。

映画の映像を映しながらオーケストラの生演奏、というシネマコンサートがおなじみとなりましたが、その最強版がやってきます。『ティム・バートン＆ダニー・エルフマンの映画⾳楽コンサート』は、ハリウッドの奇才2人による全15作品を抜粋上映しながらフルオーケストラで生演奏＆ダニー・エルフマンの生歌唱。NYをはじめ世界数カ国で上演されチケットは即完売した人気演目です。日本でも先行発売は話題沸騰で即完売を記録。一般発売の空きを見つけたら即ゲットを！