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スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を本音でおすすめする本連載。今回は番外編。香港で開催された「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」の現地リポートをお届けします。

よしひろさん、「きのう何観た?」番外編
第18回アジア・フィルム・アワード授賞式

スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

第18回アジア・フィルム・アワード授賞式
会場:戯曲センター(88 Austin Road West, Tsim Sha Tsui, Kowloon)

さーせん! イベント漬けで映画を観る余裕なかった!

3月16日に香港・戯曲センターで開催された第18回アジア・フィルム・アワード(AFA)授賞式。この取材のために香港に行っておりましてな……。映画を楽しんで観る余裕がゼロだったという、ダメダメなあたくし。さーせん! ほんとはまだ日本で公開されていない香港映画や中国映画、ドキュメンタリー映画とか観に行っちゃおうかな〜、なんて思っていたんですが、想像以上にイベントが楽しくて〜。ということで、せっかくなのでレポートしちゃう。っていうか、このイベント、毎年開催されているんだけど、ファンとスターの距離が異様に近いのでオススメなのよ〜。


授賞式の直前まで、アワードの候補作が上映されてたり、そのあとに出演者などによるQ&Aがあるのはもちろんなんだけど(それもまあまあ日本のイベントより距離近め。なんならお客さん積極的&撮影しまくり)、すごいのは授賞式のレッドカーペット。レカペにも一般の方が入れる場所はあるんだけど、そこはちっこいのね。でも、会場の戯曲センターは吹き抜けになっているので、上層階からレカペは丸見え。ということで、上層階はファンだらけ、撮影しまくり! この歓声が大きすぎて、取材で入っているメディアがコメント取りしようにも、スターもあたしらも、コントかよ、ってくらいに「何て?」の連続。今回の候補作・受賞作で最高に盛り上がったのは、日本でも大ヒット御礼の『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』チームの登場だったかなー。キャスト全員は揃わなかったけど、それでも一番の大所帯(地元ですしね)。あ、映画のセットはこれまで巡回展してましたが、今後九龍城塞公園移設される予定でーす。

スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

トワイライト・ウォリアーズの皆さん。1作品でこの人数は最多(よしひろ目測)

スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

『夜明けのすべて』の皆さん。光石さ〜ん、渋井さんアゲインよろしくです!

スターとファンの距離が近い! 映画ライターよしひろまさみちの「第18回アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

プレゼンターで登壇した岡田将生さんと河合優実さん。めちゃご立派でした

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よしひろまさみち/映画ライター

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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