実写版・渋井直人(光石研さん)を香港でキャッチ♡ 「アジア・フィルム・アワード授賞式」レポート

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けします〜。
日本での開催熱望。アジア最大の映画の祭典
アジア全域版のアカデミー賞、アジア・フィルム・アワード(AFA)授賞式が、香港で開催されました。このイベントのなにがいいかって、ファンのためのイベントでもあるところ。アメリカのアカデミー賞やカンヌ国際映画祭などの権威強めの映画祭は、ライブ中継はあるもののファンとの交流がほとんどないんですが、AFAは授賞式前にファンイベント、レッドカーペットでも一般の方が間近で見ることができるんですよ。オトナミューズ読者には親しみのある、『夜明けのすべて』で助演男優賞候補になった光石研さんもいらしていたので、コメントいただきました〜(そうです。みんな大好き渋井さんです)。
↑本誌連載中の漫画『デザイナー 渋井直人の休日』渋井さんもとい光石さん、超楽しそうでした。
「こういった大きな映画賞で候補になることはもちろん光栄なことですし、こうして大好きなチームと一緒にレッドカーペットを歩くことができて嬉しいです。いわばみんなで頑張ったご褒美をいただいた気分ですね。あ、渋井さんはまたやりたいですよ〜。ほんとに!」
香港で開催されることが多いイベントですが、AFAアカデミーは香港、釜山、東京の国際映画祭が幹事。いつか日本でも開催して〜!
第18回アジア・フィルム・アワード授賞式
会場:戯曲センター (88 Austin Road West, Tsim Sha Tsui, Kowloon)
© Asian Film Awards Academy
アンバサダーのディーン・フジオカさん
ライジングスター賞受賞のKōki,さん
助演男優賞候補の池松壮亮さん
『PERFECT DAYS』上映会での役所広司さん。4回以上鑑賞したお客さん多数で「皆さん僕よりもご覧になっててびっくり」
プレゼンターとして登壇した河合優実さんと岡田将生さん。なんと英語を交えてスピーチ。
『敵』で監督賞を受賞した吉田大八監督とサモ・ハン審査員長。すごいツーショット。
来場ゲストのなかでも最多だった“トワウォ”チーム。

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
監督:ソイ・チェン/出演:レイモンド・ラム、ルイス・クー、サモ・ハン ほか/配給:クロックワークス
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デザイナー 渋井直人の休日はこちら
text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2025年6月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。