【6月注目映画3選】実写版『リロ&スティッチ』『セルロイド・クローゼット』『おばあちゃんと僕の約束』

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが、今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けしますよ〜。
暴れん坊はCGです
『リロ&スティッチ』
6月6日より全国ロードショー
大ヒットし、今も人気が高いディズニー・アニメーションのキャラ、スティッチ。なんでも壊そうとする暴れん坊ですが、見た目はキュート。そんなスティッチがデビューした『リロ&スティッチ』が実写化されました。ハワイを舞台にしたハートフルストーリーで、小誌読者にはおなじみの風景もたんまり。当然スティッチはCGのキャラクターですが、実写の人物や風景と見事になじんで、本当にそこにいるようにしか見えない! 夏休みプランを決めるにはギリギリかもしれないけど、スティッチのぬいぐるみと一緒にハワイでロケ地巡りはどうですか?
story 姉と2人で暮らしているリロ(M・ケアロハ)はいつもひとりぼっち。そんな彼女の前に、不思議な生き物が現れる。じつはそれはエイリアンが全てを破壊するために生み出した試作兵器。そんなことはつゆ知らず、リロはそれをスティッチと名づけ、家に連れ帰る。
監督:ディーン・フライシャー・キャンプ/出演:マイア・ケアロハ、シドニー・アグドン、ザック・ガリフィアナキス ほか/声の出演:クリス・サンダース/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン/ 公開:6月6日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2025年7月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。