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ふなつあさこ

【PRADA MODE OSAKA】犬島プロジェクトについて大いに学び、主に食べてきた件

建築、アート、カルチャーが交錯する一期一会の祝祭

PRADA MODE OSAKAの会場は、バリバリ再開発が進む“うめきた”(梅田の北側にかつてあった梅田貨物駅の跡地)のシンボル「うめきた公園」。

うめきた公園の一角に建てられている大屋根(ロートハートスクエアうめきた)は、先ほどご紹介した妹島さん&西沢さんによる建築家ユニット・SANAAによるもの。

大屋根では、アートパフォーマンスやトークイベントなどが行われていました。朝イチには、御大・安藤忠雄先生が登場(ただし撮影NG)。

ご自身の大阪での仕事を振り返りながら飛び出した「あかんいうところをなんとかするんが大阪」的な名言が心に沁みました。

中国の建築家・劉家琨さんと西島さん・妹島さんが登壇した トークイベント『成都の街、東京の街』を拝聴。

西島さんは劉さんのことを「ル・コルビュジエが蘇ったかのような建築家」と評していました。ちなみに、国内だと東京・上野公園の国立西洋美術館本館(世界遺産!)がコルビュジエ作品。

音楽家・渋谷慶一郎さんと世界的な振付師・Wayne McGregor(サー・ウェイン・マクレガー/大英帝国勲章受賞してるので「サー」)によるダンスパフォーマンスなんかも拝見しました。

アメリカのアーティストReggie Watts(レジー・ワッツ)さんはコメディアンでもあるらしくて、笑いに溢れた音楽を楽しむことができました(今まで全然知らなくて、ほんとすいません)。

  • PRADA MODE OSAKA 21
  • PRADA MODE OSAKA 22

──渋谷慶一郎さんが手がけたアンドロイドがあったり、あちこちにうさぎのオブジェなどのアート作品が展示され、公園全体がアート空間に。

そして庭にはプラダ製のカバーでおめかししたすごい体にフィットするビーズクッションやピクニックシートが置かれていて、多くの大人たちが一度座ったら立てなくなっていました。

以上、だいたいをフードの大行列に並びながら調べたり、腹ごなしに会場を走り回って体得した、私のPRADA MODE OSAKAでございました。ごちそうさまでした(違)!

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編集者 ふなつあさこ

編集者
ふなつあさこ

ふなつあさこ 生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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