【PRADA MODE OSAKA】犬島プロジェクトについて大いに学び、主に食べてきた件
建築、アート、カルチャーが交錯する一期一会の祝祭
PRADA MODE OSAKAの会場は、バリバリ再開発が進む“うめきた”(梅田の北側にかつてあった梅田貨物駅の跡地)のシンボル「うめきた公園」。

うめきた公園の一角に建てられている大屋根(ロートハートスクエアうめきた)は、先ほどご紹介した妹島さん&西沢さんによる建築家ユニット・SANAAによるもの。
大屋根では、アートパフォーマンスやトークイベントなどが行われていました。朝イチには、御大・安藤忠雄先生が登場(ただし撮影NG)。
ご自身の大阪での仕事を振り返りながら飛び出した「あかんいうところをなんとかするんが大阪」的な名言が心に沁みました。
中国の建築家・劉家琨さんと西島さん・妹島さんが登壇した トークイベント『成都の街、東京の街』を拝聴。
西島さんは劉さんのことを「ル・コルビュジエが蘇ったかのような建築家」と評していました。ちなみに、国内だと東京・上野公園の国立西洋美術館本館(世界遺産!)がコルビュジエ作品。
音楽家・渋谷慶一郎さんと世界的な振付師・Wayne McGregor(サー・ウェイン・マクレガー/大英帝国勲章受賞してるので「サー」)によるダンスパフォーマンスなんかも拝見しました。
アメリカのアーティストReggie Watts(レジー・ワッツ)さんはコメディアンでもあるらしくて、笑いに溢れた音楽を楽しむことができました(今まで全然知らなくて、ほんとすいません)。
──渋谷慶一郎さんが手がけたアンドロイドがあったり、あちこちにうさぎのオブジェなどのアート作品が展示され、公園全体がアート空間に。
そして庭にはプラダ製のカバーでおめかししたすごい体にフィットするビーズクッションやピクニックシートが置かれていて、多くの大人たちが一度座ったら立てなくなっていました。
以上、だいたいをフードの大行列に並びながら調べたり、腹ごなしに会場を走り回って体得した、私のPRADA MODE OSAKAでございました。ごちそうさまでした(違)!