ブラピ熱演『F1®/エフワン』、傑作タイ映画のハリウッドリメイク作品もチェック!【7月の注目映画】
傑作タイ映画がハリウッドへ
『BAD GENIUS /バッド・ジーニアス』
7月11日より全国順次ロードショー
全科目満点が当たり前の天才少女が、お金のためにカンニングを商売に……。中国で起きた実話をもとにしたタイ映画の大傑作『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017年)はご覧になった? 超面白いので未見の方はすぐにチェック。で、そんな傑作がハリウッドでリメイクされ、『BAD GENIUS /バッド・ジーニアス』としてやってきます。 貧しいながらも特別な才能を持ってエリート校に進学し、親友を助けるためのカンニングをビジネス化……というところまでは、オリジナルとほぼ同じ。だけど、後半は全然違うの! オリジナルと比較して楽しんで〜。

story_貧しい家庭に育った成績優秀なリン(C・リャン)は、エリート校の特待生に。彼女は試験中に落第寸前の親友のカンニングを手伝ったことをきっかけに、カンニングをビジネスにし始めるのだが……。
監督:J・C・リー/出演:カリナ・リャン、ジャバリ・バンクス、ベネディクト・ウォン、テイラー・ヒックソン ほか/配給:ギャガ/公開:7月11日より、新宿バルト9ほか全国順次ロードショー
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text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2025年8月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。