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よしひろまさみち

マーベルシリーズの前知識ゼロでもOK!『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』に大興奮!

★マーベルをあきらめていた方へ★

今年はマーベル映画、いわゆる『アベンジャーズ』シリーズの流れをくむMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が劇場で再始動。新しいキャプテン・アメリカのスタート『キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド』、悪役勢揃いかと思いきや新ヒーローになる『サンダーボルツ*』、そして公開が始まった『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。

 

年に3作ってすげーペース……。おまけにMCU最大のヒットだった『アベンジャーズ/エンドゲーム』までは見た人が多いけど、それ以降はコロナ禍もあってディズニープラスの配信オリジナルシリーズだったりして、「パトラッシュ……もう追いつけないよ」とあきらめていた方も多いと思うのよね。なんせマルチバース。多元宇宙論が難しいというよりも、なんでもアリ過ぎてついていけんわ! となるのも理解できるもの。そんなあなたに、『アベンジャーズ』級の興奮を再度味わっていただけるのが『ファンタスティック4〜』なのよ〜。おまけに上映時間、115分とコンパクト!


要は新ヒーローの顔見世興行作品でございます。なので、前知識ゼロでOK。全部説明してくれるし、その説明も長ったらしくなくてサクサクと進むもんだから超小気味よし! しかもですな、最初の20分で「え、こんなに話進む?」ってくらいの爆速モード。115分でまとめるためにはこのスピード感と勢いってことかしらねー。で、あたし、最初に鑑賞したときは速攻で原稿化しないといけなかったもんで、楽しむに楽しめず。おかわり鑑賞をしたわけですよ。そしたら……もう大興奮だったの〜! 詳しく言えないんだけど、序盤の見せ場のブラックホールと終盤の見せ場のニューヨークは、絶対にIMAX推奨。あー、これこれ。ちゃんと中身も濃いけど、勢いがすごいエンタメ見たかったのよ〜、って思ってもらえるはず〜。

最近大活躍のヴァネッサ。今回は母になります

岩男さん、かわええ

リードさん。伸びます

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

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よしひろまさみち/映画ライター

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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