知られざる過去に光を『ブルーボーイ事件』、『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』【11月注目映画】2選
あの人、こんなことしてたの!?
『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』
11月8日より、シイメージフォーラムほか全国順次ロードショー
混迷極まる中東情勢。その中心ともいえるイスラエルで、上映禁止となったドキュメンタリーが公開されます。それがイスラエル・アメリカの合作映画『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』。イスラエルのネタニヤフ首相が、汚職によって2017年に刑事告訴された際、彼や彼を取り巻く人々が尋問されたときの極秘映像をもとに、彼らがどのように権力を増大させたかを暴いた大問題作です。食い違う証言に明白なウソの連続に唖然。ここまでヤバい映画はそうそうお目にかかれませんよ。


story_2017年、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちは、贈賄と汚職で刑事告訴された。極秘でリークされた彼らの尋問映像には、彼らの私生活、メディアや財界、極右勢力との癒着などが記録されていた。イスラエルでは上映禁止となったドキュメンタリー。

監督:アレクシス・ブルーム/配給:トランス フォーマー/公開:11月8日より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
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text : Masamichi Yoshihiro
otona MUSE 2025年12月号より
WRITER
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。
















