CULTURE

よしひろまさみち

2025年ベスト級大傑作!1960年代の「性別適合手術」をめぐる裁判を描いた映画『ブルーボーイ事件』

2025年ベスト級大傑作!1960年代の「性別適合手術」をめぐる裁判を描いた映画『ブルーボーイ事件』

PHOTO GALLERY

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。

よしひろさん、「きのう何観た?」
『ブルーボーイ事件』

story 1965年、五輪景気真っ只中の東京。警察は戸籍は男性のまま性別適合手術を受けたブルーボーイと呼ばれる女性達を摘発するために、施術した医師を逮捕・起訴する。そんななか、その医師の手術を受けたサチ(中川美悠)のもとに、医師の弁護士・狩野(錦戸亮)が現れ、証人として裁判に出廷を願い出るのだが……。

監督・脚本:飯塚花笑/出演:中川未悠、中村中、イズミ・セクシー、山中崇、錦戸亮 ほか/配給:日活、KDDI/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー © 2025「ブルーボーイ事件」製作委員会

NEXT PAGE

CULTURE TOP

WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

SHARE

  • x
  • facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE

Pickup

Weekly ranking

VIEW MORE