【ネタバレあり解説】序盤からフルスロットル。人間味〜!Netflix『ボーイフレンド シーズン2』Ep.1~6
ふたつめのツッコミどころがカズユキ。いや、応援したい人ナンバーワンなのよ。なんせただひとりの四十路。20〜30代前半がメインになっているキャスティングで、ただひとりのオジ。よく応募した! そしてよく飛び込んだ! と、褒めたい。がしかしですよ。最初の夕食でボミが「なんでグリーンルームに来たか話しましょう」と話題をふって出てきたのが、「じつは13年つきあってた人と別れて……」(ボミのこの積極性はエピソードごとに発揮されます)。うあああああああ……それで若者のグループに入る決意をしたカズユキは勇気あるんだけど、マジで不安しかない。だって、10年以上のパートナーと別れた後で、若者ばかりの恋活閉鎖空間って、寮母さん的キャラになってしまう危険性バキバキじゃないすか! なんなら彼はエピソード6までの間で積極的には動かず、若者たちからちょっと気遣いされてしまうのよ……どうしよう。つらい。
みっつめのツッコミ。感情むき出し&展開はや! シーズン1では恋の感情はそこそこ分かるにしても、他の感情って薄めだったじゃない。それがですよ、序盤からしてフルスロットル。人間味〜! たとえば、2日目の朝、恒例となった無記名お手紙ポストチェックのときからして、恋のベクトルが見え見えだし。これまた恒例のコーヒートラック運営のスタッフペアリングも、ガチ正直。うれしさ、楽しさはもちろん、がっかりしたときやイラついてることもあけすけ。いやー、番組としてちゃんとアップグレードしてるわ〜。ハラハラ度半端ない。エピソード6のニセコの慰安旅行(勤労期間短くないすか? と思いつつも)の飲み会なんて、お互いに色々指摘しあう言葉がド直球過ぎて、ちょっとヒヤッとしますもん。

ニセコの夜。このとき和気あいあいですが、その後まあまあの波乱。
あと超個人的に感じてること。ボミのお顔がダイに似てません? こう感じてるの、あたしだけなのかな〜……。ということで、後半戦の話はまた次回〜。
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1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。









