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【ネタバレあり解説】マジ、こういうの観たかったのよ! Netflix『ボーイフレンド シーズン2』Ep.13〜15

エピソード13〜15と総括も。マジ、こういうのが観たかったのよ

『ボーイフレンド』シーズン2、しつこくやってきましたが今回でラスト。総括もしちゃうから、観てない人はネタバレしかないから観てから読んでちょ!

 

シーズン2ってシーズン1にはなかったことが色々起きたよねー。たとえば嫉妬。ウィリアムをめぐって一歩リードのイザヤとグヌヌヌと下唇をかむジョウブ(かんでないけど)、フーウェイをめぐってこれまた一歩リードのボミと涼しい顔してけっこうなダメージのヒロヤなど。あまたある鬱蒼とした樹海のような恋リアですが、よもや清涼感ある森林を見せてくれるとは! となったシーズン1とはえらい違いのスタートダッシュだったのがシーズン2なんですよ。ところがです。イザウィルが早々に(といってもちょっと遅すぎたくらい)グリーンルーム卒業してからの流れは、一気にシーズン1の清涼感。令和ゲイにも昭和&平成ゲイと同じ悩みがあったのね〜的な家族へのカミングアウト問題や、中年ならではの「永続的なパートナーってなんだろ」と自身を振り返るカズユキの自問自答、そしてボイフレならではともいえる“恋もするけど友情が大事”。恋に恋することを楽しみながらも、結論「永続するのは信頼と友情」ということを描いているのがエピソード13〜15なわけです。いやー、よかった。マジ、こういうの観たかったのよ!

テホン先生と距離感のつかめなかったジョウブ。大事な人には素直になるのが大事よ。うふ!

で、最後の更新となった3エピソードでのポイントは、まずは恋パート。テホンがジョウブとイザヤのどっちを選ぶか、フーウェイが心の傷を乗り越えてボミに走れるか。いずれにしても、グリーンルームから3組卒業するかも、ってだけでもシーズン2の大きなポイントでございました。イザウィルが一抜けしたのはさておき、2組を最後まで引っ張るのね〜。そしてテホン先生とフーウェイの選択もお見事だしナイスタイミングでした。なんならもっと観たかったわ。

 

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WRITER

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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