【ネタバレあり解説】原作のいいとこ、もれなく抽出してます『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
はぁはぁ……原作読む前にここまで説明してもらってたのよ。「え、またまたー。それ完全にネタバレっしょー!」なんて言いながら聞いてたんですが、「全然だいじょぶ。これでも上巻の半分もいってないし、いちいち起きることが派手に聞こえるけど、これ以上のこと起きるんだよ!」とな。で、読み切った時、マジ感謝したよね。こんだけの情報でもネタバレにならない、ってそのとおりだったんだもん。
むしろ、この情報があったから興味を持てたし、なんならこの説明通りの順番では描かれていないから、「お、ここでこれが!」っていう意外性もあって。しかも、ロッキーがどういう生命体で何オタクなのか、とか、そもそもコミュニケーションどうしてんの? とか詳しく書かれていて、ページをめくるのがもったいなく感じるほどだったのよねー。なので、これが映像化されるのは超納得だし、ロッキーがCGじゃないってのも超納得。しかもだ、映画版、原作でおもろかったところ全部拾ってるの! こういう映画化ってどっか捨てられててがっかりってパターン多いんだけど、これはもー完璧。映画がもう公開されちゃったので、見てからでいいから原作も読んでちょうだいね!
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1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。














