「向き合ってきたから寄り添える」白髪、薄毛、うねり…40代の髪悩みをリアルにケア【shuco】初書籍

ヘアスタイリストであり、毛髪診断士としても活躍する shucoさん。彼女にとって初となる待望の書籍が発売されました。
私にとって、shucoさんは「進化の人」。かつて『otona MUSE』で「トレンドを知りたければshucoに聞け!」という特集が組まれたほど、その行動力は圧倒的。気になることには迷わず挑戦し、ヘアアクセサリーブランド「TRESSE」やライフスタイルブランド「SUMIDAY」を手がけるなど、その活動はスタイリストの枠を超えて多岐にわたります。パリでの活動を経て帰国された直後にお仕事をご一緒して以来、お会いするたびに軽やかで、輝いていて、可愛さに磨きがかかっている姿がいつも印象的でした。もちろん髪への造詣も深く、ヘナやヘアドネーションの大切さを私に教えてくれたのもshucoさんです。
そんな順風満帆に見える彼女ですが、実は幼少期から脱毛症に悩み、さまざまな治療を重ねてきたという過去があります。
「髪に悩みがあるのに、髪の仕事をするの? と言われたこともありました。でも、悩みがあるからこそ、同じように悩んでいる人の力になれるのではないか、と思うように。 最初はSNSに寄せられる質問や相談に答えながら、よいと言われることはとにかく片っ端から試してきました。そんななか、『家庭の医学の“髪の毛版”を書いてみませんか?』とお声がけをいただき、今回こうして一冊の本にまとめることになったんです」
書籍のタイトルにもある「わからない」という言葉。年齢を重ねるほどに「どうしたらいいかわからない」という悩みは、大きなストレスとなって、気持ちを後ろ向きにさせてしまうこともあります。白髪、うねり、薄毛といったさまざまな髪の悩みに対し、shucoさん自身が現場で実践し、向き合ってきた「リアルなケア」が惜しみなく紹介されていて、私たちの「わからない」から解放させてくれる言葉やメソッドが紡がれています。
「行動力があるねと言われることが多いのですが、脱毛症と向き合って30年、正直しんどいことや嫌なこともたくさんありました。向き合うことをお休みしていたいた時期もあります。でも、続けてきたからこそ、新しい治療に挑戦できたり、寄り添ってくれる先生に出会えたりした。だから継続することって大事だなって実感しています。後から、あのときやっておけばよかったって、後悔したくないって思えるようにもなりました。 誰もが何かしらの悩みを抱えていて、その内容は人それぞれだけど、自分の気持ちにだけは背を向けないでほしい。他人と比べるのではなく、自分に自信を持つきっかけを見つけてほしい。その一つの手段として、髪のことを伝えられたら嬉しいです」

otona MUSE 2026年5月号「shucoプレゼンツ! ウィッグでイメチェン講座」誌面
shucoさん自身の体験から、ウィッグもヘアスタイルを自由に楽しむためのツールとして提案されています。そんな彼女の想いが詰まった一冊、そして発売中の『otona MUSE』5月号も、ぜひあわせて手に取ってみてください。

わからない、髪のこと。¥2,200(芸術新聞社刊)
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text:HIROKA AMANO













