あの日を共に過ごした、懐かしいたまご。そう、私たちの青春、たまごっちが今海外でブームを起こしているのを知っていますか? 見覚えのあるたまご型のアイツが今は英語のパッケージにイン! Y2Kの流れでミューズ世代にとっては懐かしカルチャーにも世界的な注目が集まっていることを改めて実感します。そんなたまごっちが日本に逆輸入しているということで、これは面白そうだなとゲットしてみたんです。
ここ1週間ほど、バッグにぶらさげて持ち歩いていたのですが、会う人全員に突っ込まれる(笑)。
2023年の心に染み渡る、
たまごの中で止まった時間
キーホルダーとしてぶら下げられるサイズ感が可愛くって持ち歩いています。いまどきバッグにたまごっちを付けているなんて、突っ込んでくれと言っているようなものなので、さまざまなシーンで会話のネタに。誰に話しても、懐かしい! やってたなー! と話ができて、その普及率の高さに驚きました。まさに国民的おもちゃと呼ぶにふさわしいその歴史。私が持ってるやつアンテナあったんだけど? とか、絶妙に異なるジェネレーションギャップに盛り上がることも。
初代「たまごっち」と「新種発見!!たまごっち」の欧米版「Original Tamagotchi」。プログラムの一部が英語の表記に。¥3,080(税込)
令和の今、あり得ないほど大きなピクセルの画面の中で、ぎこちなく動くたまごっち。レトロなサウンドがこれまたたまらない。鮮明なカラー液晶に慣れてしまった目と心を一気に、あの時代へと連れ戻してくれます。ごはんを与えたり、うんちを掃除したり。最低限のシンプルな遊び方にほっとしたり。SNSで莫大な情報を流し見してしまうよりも、たまごの中の1匹の生物に向き合うほんの一息を仕事の息抜きに楽しんでいます。私、疲れているのか……?
それにしても、懐かしい話って楽しいですよね。「たまごっち学校行ってる間に死んじゃったよね」とか「なぜかサンリオの箱に入れて保管してた」とか、いろいろと話がふくらみます。たまごっちだけじゃなくて、当時一緒に遊んだ友だちや昔の実家を思い出したり。忘れかけていた記憶がブワッと蘇ってきました。勢いのあるリバイバルムードとは裏腹になんだか勝手にセンチメンタルな気分に。
懐かしいもの探索、しばらく続けてみようかなと思います。
気を抜いていたらてんしになってしまいました…。ごめんね。
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