【ちょいグロ注意】ストップモーションアニメの大傑作!『オオカミの家』で未知の世界を体験して
ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。
よしひろさん、「きのう何観た?」
『オオカミの家』
★グロいの平気な方へ★
グロい映像大丈夫な方だったら、これはおすすめできます。というか、あたしは映像だったらグロはOKなんですが、これはグロというよりも異質。それがストップモーション・アニメーションの大傑作『オオカミの家』よん。ストーリーはググってね。ちなみにおかわりです。何度目かしら……。
8月に公開が始まり、現在各地のミニシアターに拡散中なんですが、んまーすごい。なにがすごいって、マジで観たことがないタイプのアニメーション。ストップモーション・アニメーションって、要は人形をコマ撮りした画像をつないで映像化しているって代物ね。代表的なところで『ひつじのショーン』とか『ピングー』とか。あーいったぬくもりのあるタッチのファミリータイプなストップモーション・アニメーションが一般的。
でしょうけど〜! これは全くの異質。キャラクターのデザインが固定されてないし、なんならそもそも人なのかブタなのか、キャラクターの正体すらわけわからない。おまけにワンカット(風です。だって一コマ一コマにすげ~時間かけてるから)。まるで呪いの儀式でも見せられているような感覚。なのに、一気に引きずり込まれちゃう。こりゃハマるわ。
よしひろまさみち
オトナミューズのカルチャーページ編集担当&映画ライター。おバカなコメディからおマジメ社会派まで幅広くカバー。ほんとにおもろいもんしか紹介しません。