何度観てもイイ! 映画『イコライザー THE FINAL』デンゼル・ワシントンが「必殺仕事人」に!?
ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ〜。
よしひろさん、「きのう何観た?」
『イコライザー THE FINAL』
★勧善懲悪、お好きな方へ★
またまたおかわりでーす。『イコライザー THE FINAL』は、長いお付き合いになったシリーズの完結編。いやー、思い出すわ〜。これ、2014年の1作目『イコライザー』の編集中、アントワーン・フークワの編集室に突然呼ばれて「新作なんだけど、ちょいと観ておくんなましよ」と、デンゼル・ワシントン演じるマッコールさんが秒で敵を倒すシーンを観せられたのよね。とんでもなく強いじゃん! と思ったことを、いまだ昨日のことのように思い出すの。
って、そんな思い出話はどうでもいい。元CIAの腕利きだったマッコールさんが、引退後の平穏な生活をしているときに、弱い人を苦しめる悪に直面して、ついつい悪を一掃しちゃう、という勧善懲悪の仕事人シリーズなんですね。で、今回の完結編が今までとちょい違うのが、舞台がイタリアってこと。おお、マッコールさんが外国で余生を!
このシリーズ、なにがいいかって、なんといってもマッコールさんのキャラ変。普段、むちゃくちゃ優しくて紳士なんですね、彼。でも、悪者を見つけた瞬間、目が変わる。そして、彼らを成敗せねばと決意してから倒すまでの間の殺気。そのときどきに「ちゃらら〜〜〜!♪」っておなじみの仕事人ジングル入ってもおかしくない、というか入れてほしいくらいに必殺! シリーズっぽいんですよ。いやー、痛快。なんせマッコールさん、普段はおとなしいキャラだから、ギャップ萌え。ぜひともこの路線がお好きな方はご覧になって〜。
よしひろまさみち
オトナミューズのカルチャーページ編集担当&映画ライター。おバカなコメディからおマジメ社会派まで幅広くカバー。ほんとにおもろいもんしか紹介しません。