LE SSERAFIMがカムバしたよ! 3rd Mini Album『EASY』が発する覚悟とメッセージとは?
K-POP第4世代を代表するガールズグループのひとつ、LE SSERAFIM(ルセラフィム)。飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女たちが先日ついにカムバック! 2月19日に3rd Mini Album『EASY』を発売しました。今まで発売してきた3作のアルバムの表題曲は“世の中の視線に揺らぐことなく恐れずに前に進む”という一貫したメッセージ性を持っていて、自分たちの人生をそのまま曲にしたかのようなコンセプトづくりが特徴。共通するコンセプトが軸にあるからこそ、次はどんなアプロ―チで、それを表現してくるのか? 答え合わせをする感覚でカムバを待ち構えているのですが、待望の最新作のタイトルは『EASY』でした。
共感をあつめる
『EASY』に込められた意味
今までの曲を振り返ると、デビュー作となった1st Mini Albumは『FEARLESS』。ここでは「私は恐れない」という、グループの軸となるメッセージを(※グループ名のLE SSERAFIMはI'M FEARLESSの文字列を入れ替えたアナグラムなのです)。続く2nd Mini Albumは『ANTIFRAGILE』。試練に向かいながらも壊れない強さを。そして3作目となる1st Studio Albumの『UNFORGIVEN』では、villain=問題児という言葉を歌詞に使いながら、それでも仲間と進んでいく団結を。直球で伝わる単語をタイトルに掲げたシリーズ展開は、まるでひとつの映画の主人公を追いかけているような気分。待ちに待ったその最新作が今回の『EASY』でした。
EASYってシンプルなワードゆえに、どういう意味付けなの?と思っていた矢先、MVに先立って公開されたトレイラーを締めくくったのは、「Because I've made it look easy(簡単に見えるようにやってのけただけだから)」というセリフ。簡単にやり遂げたという勘違いはするな、私たちは努力してここに立っているんだと主張する姿勢と覚悟が今回のメッセージ。 ファッションだけでなくこうした精神性に共感を呼んでいることもルセラフィムならではの姿です。
タイトル曲『EASY』を筆頭に、今回収録された5曲はどれもシティポップを感じるようなメロウな雰囲気で新鮮でした。これからさらに世界に羽ばたいてくれることを期待させてくれるアルバムに。
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