ドイツで出産! 小山遥が体験したへその緒カットやニューボーンフォト、産後ケアなど完全レポート
臨月前に思い出を。
ドイツならではでフォト撮影
臨月に入ったころ、お腹の大きい姿を思い出に残そうとBabybauch photo(妊婦写真)をデュッセルドルフで撮りました。ドイツ人の方にお願いをして撮影したわけですが(わたしの着用していたワンピースがお腹の分かりづらい服だったため、撮りにくく苦戦したという小話は置いといて……)、Babybauch photoはやってよかったイベントの一つです。私はインスタグラムのDMを通じてお願いをしました。ぜひ海外やドイツで出産される方はBabybauch photoと検索をして、自分たちだけの思い出づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
出産予定日を超過
6日後に爆誕!
比較的穏やかなトツキトオカを過ごしたわけですが、予定日になってもなかなか娘が産まれてこない……。ドイツでは予定日を超過すると、毎日産院か分娩室(Evangelical Hospital DUS)に行かなくてはなりません。いつ産まれてもおかしくない状況下で病院に通い、予定日6日後についに娘を出産をしました。予定日から出産まで陣痛が来てなかったのか? と言われるとそうではなく、何度か定期的な痛みを伴っていたために分娩室に2度ほど行きました。
前回のコラムでもお話しましたが、ドイツでは産院(いわゆる妊婦健診)と、分娩室(実際に出産をする病院)が異なるため、それぞれ予約が必要です。「陣痛かも? と思ったら分娩室に行ってね」というアドバイスを頂いたので、12月5日の15:00ごろ、出産前に足を運んだものの「子宮口が1.5cm開いていない」と言われて自宅に返されてしまいました。それが出産前日のことです。日本であればそのまま入院ということも多いそうですが、わたしの場合は「帰ったほうがいいね!」となり、泣く泣く帰ることに……。
そしてその24時間後、娘が誕生します!
text : HARUKA KOYAMA