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よしひろまさみち

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旅気分に浸れるノスタルジックな映画『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』がいいの【よしひろまさみち】

旅気分に浸れるノスタルジックな映画『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』がいいの【よしひろまさみち】

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けします〜。

昭和っぽいノスタルジーを
台湾から感じる
『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』

台湾の南部を走る「南廻線」っていう鉄道路線をとらえたドキュメンタリー映画『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』が公開されます。これ、パイナップル畑とか、映し出されるのは台湾の大自然のはずなのに、どことなく昭和の頃の日本っぽさもあってノスタルジックな気分になることうけあい。もともとはディーゼル車やSLが走っていた路線がオール電化されたんだけど、その過程も含めて「あぁ、昔のローカル線ってこんなだったよね」とほっこり。夏休み前に旅気分も味わえちゃいますよ。

『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』
『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』
旅気分に浸れるノスタルジックな映画『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』がいいの【よしひろまさみち】
『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』

『郷愁鉄路〜台湾、こころの旅〜』
story 台湾南部から台東を結ぶ路線「南廻線」。SLやディーゼル車によって運営されていたその路線は、2020年に全電化された。その過程と、沿線で見られる原風景、南廻線に携わる人々の思い出を収めたドキュメンタリー。
監督:シャオ・ジュイジェン/配給:武蔵野エンタテインメント/公開:7月5日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
©Pineal Culture Studio

『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』公式

text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年8月号より

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WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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