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よしひろまさみち

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8月1日公開!この夏一番のほっこり映画『インサイド・ヘッド 2』で人間関係の原点を見つめ直そう

『インサイド・ヘッド 2』

映画ライター・ムービージャーナリストのよしひろまさみちさんが今月もマストな映画ニュースをモリモリお届けします〜。

この夏、一番のほっこり映画
『インサイド・ヘッド 2』

夏だもの、涼しい劇場で大作映画にどっぷり浸ってい ただきたいわ〜。ということで、最強のオススメ、そして最強のほっこり映画『インサイド・ヘッド2』を。続編だからって前の作品を観てないと分からないってことはありません。ただ、頭の中にある感情がキャラクター化している、ってことだけ覚えておいて。何が素晴らしいかって、思春期のややこしい感情を視覚化してること。ほら、ちょっとした反抗期とか、友だち関係に悩んだりとか、大人になるとちょっと恥ずかしいミドルティーンのころの感情ってあるじゃないですか。あれらがどうして芽生えるのか、ってことを脳内の感情キャラクターを使って描いちゃってるの。もうね、的確過ぎてびっくり。むしろ、大人な皆さんこそ、人間関係の原点を見つめ直す上で必要な情報がてんこ盛りだと思いましてよ。特に 「シンパイ」というキャラが巻き起こす騒動には目からウロコ。おまけにラストはほっこりをお約束ですよ。

『インサイド・ヘッド 2』
『インサイド・ヘッド 2』
『インサイド・ヘッド 2』
『インサイド・ヘッド 2』

『インサイド・ヘッド 2』
story 中学校生活も終わりに差しかかったライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリといった5つの感情たちが彼女のメンタルを支えてきた。が、ある日異変が。シンパイなどの新たな感情が現れ、ライリーの思春期が始まってしまう。
監督:ケルシー・マン/声の出演:大竹しのぶ、多部未華子、小清水亜美、坂本真綾 ほか/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン /公開:8月1日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中
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『インサイド・ヘッド 2』

text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年9月号より

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WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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