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よしひろまさみち

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【ネタバレあり注意】男子だらけの恋愛リアリティショー『ボーイフレンド』がついに、涙涙の最終話!

ボーイフレンド

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、本音でおすすめしますよ~。

よしひろさん、「きのう何観た?」
Netflixシリーズ『ボーイフレンド』

ボーイフレンド

story 約1カ月間の共同生活と、コーヒートラックの共同運営を条件に、海辺の一軒家「Green Room」に集まった9人の男性。彼らはそれぞれの思いを胸に、青春のひとときを共有する……が。

エグゼクティブ・プロデューサー:太田大/出演:徳井義実、MEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ ほか/配信:Netflixにて独占配信中(毎週火曜、新エピソード配信。全10話)©Netflix

★何度もこすり倒してすみません……★

  1. 多くの作品を紹介したいし、なんならガチで昨日観てたもんを紹介するため、同じ作品を複数回紹介しない、という暗黙ポリシーでやってきましたが、ダメだわ……あたし……。『ボーイフレンド』は萌えに萌えてキュン死しております。ただいま7周目。アホなの? こんなにリピるの、『プラダを着た悪魔』とか『ヘアスプレー』レベルですよ。最終話の配信があるタイミングだけど、ネタバレ含めて書くので、アラート出します。そして、あたしの個人的な推しどころばかりだから、あなたの推しエピソードがなくても堪忍よ。

 

【ここからは、8話まで観た人向け】

ねぇ、8話よ。世界中で大バズリしたDAIとSHUNのおデート&ベッドイン! ぎゃあああ! だがしかーし、むしろ夜の営みに至るまでがキュン死。素直になれない姫気質のSHUNが、DAIへの甘えゆえにやらかしたことをちゃんと謝るのね。もー、ここ叫ぶよね、マジで。7回目でも叫んだわ。あとですな、あたしの個人的推しのGENSEIとRYOTAのおデート可愛すぎても~。カフェモカの次はシチューすか! そうすか! ベーコンのお出汁ですか! と、一人でツッコミまくり。それに、日本語が母語ではないGENSEIとTAEHEONこそ、めちゃくちゃいいこと言ってくれるのよね~。あとな、やっぱスタジオの座組が最高。DAIとSHUNのベッドイン後に全員絶叫するし(視聴者も絶対絶叫なのよ)、ホランさんが夕方の報道風にまとめちゃうとことか(めちゃごもっともなコメントだけど)、ホント分かってらっしゃる。

ボーイフレンド

最終回は残った全員でコーヒートラック営業。泣けるのよ……

【ここからは最終話までのネタバレにつき、未視聴の方は厳重注意!】

 

 

 


9話であたしのGENSEIが去ってしまい、USAKとともに推しが消えた……(泣)。でも、どっちもなんだけど、去り際の潔さと爽やかさが尊い。そしてあの涙よ……ぎゃふん! 美しすぎるのよ。「伝えたいことも伝えたし。残りの時間楽しんでね」で大べそ。9話オーラスでDAIがIKUOに気持ちを伝え、殺人的な微笑みで終わらせるシーンで、ホランさん「ねぇ、これまとまる~!?」と言ってましたが、ほんそれ。何度観ても、これ終われねーだろ、って思うもん。

 

そして最終話。『ボーイフレンド』で台風の目となったKAZUTOに、いい感じになったGENSEIが去りボッチ化したRYOTAがお手製ランチを渡し……(泣)。あぁもー、なんなのよ!! そしてだ、シメはやっぱりDAIとSHUNのコーヒートラック運営……からの~、サプライズ全員運営! さらにそこからの~、ストレッチのリモお出迎えのドレスアップでラストディナー! なんすか、この爽快感と本領発揮!! いやはや、ゲイの中でも上澄み中の上澄みルックスが揃っての恋リアなんて……って最初はちらっと思ったけど、見目うんぬんではなく圧倒的清潔感があったから、この作品がハートウォーミングな森林浴系恋リアが成立したのね、と実感。だって、最終的にはズッ友よ、ズッ友!! マジでシーズン2はよ。そして、あたしはまっさきに観たいから、スタジオ観覧したい!

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個人的推しのGENSEIさん(右)と、モテ街道を爆走したKAZUTOさん

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結末はまさかのこれでした。ぎゃー!

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よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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