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よしひろまさみち

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よしひろまさみちさん厳選【アジア映画&イベント情報】注目は、ほっこりする台湾映画『本日公休』

ほっこり台湾映画『本日公休』

台湾は旅行で行っても、映画で観てもほっこり気分になれる不思議な場所。そんな空気感を存分に味わえる台湾映画『本日公休』が9月20日(金)より公開されます。理髪店を営む女性が、遠くから通ってくれていた常連さんが倒れた知らせをうけ、彼の散髪のためにお店を休んでかけつける、というお話。これ、実話ではないんですが、監督のお母さんをモデルにしているんですって。しかも使われたロケ地は、監督の実家! にじみ出るほっこり感とノスタルジーは、作り手の思いの温かさからくるのね〜、と実感していただけると思いますよ。

『本日公休』
『本日公休』

『本日公休』
story 台中で40年続く理髪店の店主アールイ(ルー・シャオフェン)。ある日、常連客が病に倒れたことを知った彼女は、店に「本日公休」の札を出し、愛車で彼のもとへ向かうことに……。
監督:フー・ティエンユー/出演:ルー・シャオフェン、フーモンボー、シー・ミンシュアイ、アニー・チェン、チェン・ボーリン ほか/配給:ザジフィルムズ、オリオフィルムズ/公開:9月20日より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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『本日公休』

text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年10月号より

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WRITER

よしひろまさみち/映画ライター

1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。

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