レア作品含む映画11作品が観られる!『ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭』
全作未配信、お宝だらけのBB
60sフランスを代表する映画スターでありファッションアイコンでもある、BB(ベベ)ことブリジット・バルドー。彼女の主演作は、今でもおしゃれの基本のキともいえるほどの名作揃い……なのに、ほぼ配信されていないうえに、ソフト化もされていなかったり。そんなBBの作品を11本、まるっと楽しめる特集上映『ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭』が開催されます。50〜70年代の主演作10作品+αを上映するこの特集上映。目玉は、初お披露目となる4K板『私生活』や『殿方ご免遊ばせ』、それに未ソフト化だった『可愛い悪魔』と『花嫁はあまりにも美しい』。この機会を逃すと観られなくなっちゃうかも……なので、全部楽しんでほしい〜! 全部は無理、っていう方には、日本初公開のドキュメンタリー映画『ブリジット・バルドー 誤解』を。主演作はもちろん多くのフッテージを使って、BBのキャリアを考察した集大成なので、ここから入って他の作品を観るってのが乙です。
『ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭』
9月13日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー 上映スケジュール、上映館などの情報は、公式サイト参照
text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年10月号より
EDITOR
オトナミューズ編集部
37歳、輝く季節が始まる! ファッション、ビューティ、カルチャーや健康など大人の女性の好奇心をくすぐる情報を独自の目線で楽しくお届けします。
WRITER
よしひろまさみち/映画ライター
1972年、東京都新宿区生まれ。大学在学中からゲイ雑誌『バディ』編集部で勤め始める。卒業後、音楽誌、情報誌、女性誌などの編集部を経て独立。『sweet』、『otona MUSE』(共に宝島社)で編集・執筆のほか、『an・an』(マガジンハウス)、『家の光』(家の光)、『with』(講談社)、『J:COMマガジン』(J:COM)など多くの媒体で、インタビューやレビュー記事を連載。テレビ、ラジオ、ウェブなどでも映画紹介をするほか、イベントでの解説、MCも。ゴールデングローブ賞国際投票者、日本アカデミー賞会員、日本映画ペンクラブ会員。