キム・ヘス様、薄メイクでも美!
『未成年裁判』観た?
また世界一位ですってよ!
お色気封印のヘス姉さん、カッコよかったです
2022年2月28日から3月6日のグローバルの閲覧時間のランキングでぶっちぎりの1位! 2月25日から配信がスタートしたNetflixシリーズの韓国ドラマ『未成年裁判』、観ました?
文字通り少年犯罪をテーマにした社会派ドラマで、実際にあった事件をモチーフにしているってのが驚き。しょっぱなからかーなりショッキングです。13歳の中学生男子が9歳の小学生の男児を殺害し、血まみれで警察に自首してきます。が! 少年は悪びれるどころか、法廷で「14歳未満なら、人を殺しても刑務所には行かないってホント?」とニヤつくのです。そう、日本と同様、韓国にも「少年法」があり……!
そんな少年少女たちに正義を突き付けるのが、キム・ヘスさん演じる判事シム・ウンソク。大きな瞳と分厚い唇、服を着ててもスイマセンどーしても胸元に目が行きます、なヘス姉さんは1970年生まれ。そりゃもう、ずっとトップスターですよ、こんなにグラマラスで美しいんですもの。でもその美貌を薄化粧で封印(しきれてないけど一応、封印してるってことにしてください)して立ち向かいます。スゴかった。本当にボロボロになりながら戦ってた。痛そうだったしつらそうだったし、笑顔ゼロですもん。ブレない正義の刃のように、吐くセリフのひとつひとつ、刺さりました……!
そして、ヘス姉さんの隣で穏やかな微笑多めの同僚チャ・テジュ判事として登場するのがキム・ムヨルさん。罪を犯した少年たちに対しても温かく接し、頼られているいい兄さんですが、彼には彼で、過去があって……! どうでもいいですが趣味で検索していたTwitterで「あの人、ミスチルの桜井さんに似てない?」って意見をチラホラ見ましたが、私もすっごい思った、それ!
そして、野心家でパワハラ系か? な部長判事のカン・ウォンジュンを演じるのはイ・ソンミンさん。来たよ来たよ、名優来たよ! ただのイヤな上司じゃないよね~? と疑いながら&期待しながら観ちゃう名優ですが、さあどうでしょう。ともあれ、同じ判事でも少年少女、そして犯罪に対する態度にやっぱり、個性や違いがあって。「そんな、甘っちょろいことを!」とか「そんな理由で片づけていいの⁉」とか、まるで自分も裁判に参加しているかのように見入ってしまいました。
とまあ、ご出演俳優さんを中心にご紹介しましたが、個人的には練り上げられた脚本がこの作品を観る一番の価値だと感じています。素晴らしいです、どれだけ時間をかけたんだろう。緊張感もあり、考えさせられ、たまに「なんじゃこいつー! 腹立つ!」とフガフガ憤りながらのめり込める全10話。少年法の是非についてはどの国でもさまざまな意見があるんだなというのも分かって勉強になりました。じゃあ、自分はどう思うか? って。考えながら真剣に視聴するのも、たまにはいいものです。
otona MUSE Y